【鍵穴にクレ556は厳禁】理由と使った場合の対処法解説!
![【鍵穴にクレ556は厳禁】理由と使った場合の対処法解説!](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2021/12/kure556_0.jpg)
この記事でわかること
- 鍵穴にクレ5-56を使ってはいけない理由
- 鍵穴にクレ5-56を使ってしまったときの対処法
- 玄関の鍵が開けにくいときの対処法
記事監修者
![田口季良(たぐちのりよし)](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/themes/slskagizaru/images/taguchi_01.png)
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
さまざまな金属の錆落としや潤滑剤として使える「KURE 5-56(クレ ゴーゴーロク)」を常備しているご家庭は多いでしょう。
玄関の鍵の動きが悪いときについ使ってしまいそうですが、実はこれは絶対にやってはいけないことだったりします。
この記事では、クレ5-56を鍵穴に使ってはいけない理由や、うっかり使ってしまったときの対処法、そもそも鍵の動きが悪いときにはどのように対処すべきかなどについて解説します。
もしクレ5-56や他のシリコンスプレーなどを鍵穴(シリンダー)に吹いてしまい、鍵の動きが固くなっている場合は、できるだけ早めに鍵屋に修理を依頼して下さい。
そのまま放置すると鍵が完全に回らなくなる可能性があります。
シリンダーが動かなくなって、玄関から閉め出された状態になると解錠費用も必要になります。そうなる前に修理で直しましょう。
既に鍵が回らない、抜けない、という状態にある場合は、鍵猿までご相談ください。我々の経験豊富なスタッフがすぐに駆けつけ、潤滑スプレーによるトラブルを解決します。ご予約も可能ですので、気軽にお電話ください。
![鍵の修理のことならお電話下さい。電話番号:0120-669-110番。](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/themes/slskagizaru/images/freedial/repair_pc.png)
鍵穴にクレ556を使っても良い?
![いけない](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2024/01/no.jpg)
クレ5-56は、自動車や電化製品などの幅広い製品に錆落としや潤滑剤などとして使用できる便利な製品です。
では、どうして玄関の鍵には使えないのでしょうか。その理由を解説します。
クレ556とはどのような商品?
![クレ5-56の名前について](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2021/11/kure-556.address.png)
クレ5-56は、もともとはアメリカのCRCインダストリー社が開発した「CRC 5-56」という潤滑剤で、今や呉工業株式会社の看板商品です。
1960年に創業した呉工業は、創業から2年後の1962年にCRCインダストリー社と提携し、CRC 5-56を輸入・販売するにいたりました。
用途は防錆、潤滑、清浄、防湿と幅広く、対象となるのも自動車、オートバイ、自転車など多岐にわたります。電動工具や精密機械などにも使用可能です。
粒子が細かいため浸透力に優れ、揮発性が高いことが特徴で、スプレーしたあとにいつまでも油が残ることがありません。
使用用途が広く使い勝手が良いことに加え、価格も手ごろなため、高い人気があります。
さまざまなメンテナンス用として、常備しているご家庭も多いでしょう。
クレ556が玄関の鍵穴に使えない理由
![シリンダー](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2024/01/cilinder2.jpg)
玄関の鍵や鍵穴は消耗品のため、長く使っていると劣化して動きが悪くなります。
鍵を挿しこみにくい、回しにくいなどのトラブルが発生することもあるでしょう。
このようなとき、自宅に常備しているクレ5-56を鍵穴にスプレーする人がいます。
確かにクレ5-56は自転車の金属部分などにも使えますし、動きが悪くなった部分にスプレーすれば良い、というイメージがあるため、鍵穴に使用しても問題ないように思えますが、実のところ鍵穴への使用は絶対にダメです。
潤滑剤ですので、一時的に動きが良くなることは確かなのですが、その効果は長続きしないうえ、クレ5-56が残す被膜が鍵穴においては問題となるのです。
クレ5-56は金属表面に薄い皮膜を生成することで潤滑効果を得ます。
しかし、この被膜が鍵穴内にある埃や汚れ、子鍵を入れて回したときに摩擦で生じる金属粉などを吸着してしまい、油分と汚れが混じり合った塊になってしまいます。
やがて鍵穴はこの塊によって詰まり、回らなくなってしまいます。
実際、クレ5-56を注入してしまったことで、そういったトラブルが多発しています。
また、クレ5-56の成分は石油溶剤であることから、機械類にもともと塗布されているグリス類を溶かしてしまうこともあります。
鍵のシリンダー内にも潤滑剤が塗布されていますが、クレ556を注入することでこの元からある潤滑剤が溶け出してしまう可能性もあります。
こうなると、二重の意味で鍵の動きが悪化してしまいます。
大手鍵メーカーとして知られる美和ロックは鍵穴に市販の潤滑油や油を使わないよう警告していますし、クレ5-56を販売する呉工業もディンプルキーなどの複雑な構造の鍵にはクレ5-56を使わないよう、注意を促しています。
▼関連ページ ▼関連ページ ▼関連ページクレ556以外の使えない潤滑剤・スプレー
![注意](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2024/03/warning.jpg)
ここまで鍵穴にクレ556を使用してはいけない理由を説明してきましたが、クレ5-56以外にも使用してはいけない潤滑剤やスプレーはあります。
基本的に鍵穴には鍵穴専用の潤滑剤のみ使用するようにしましょう。
▼鍵穴に使用してはいけない潤滑剤の例
- サラダ油
- 自転車用スプレー
- 防さびスプレー
- シリコンスプレー
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ディスクシリンダーにはクレ556を使える?
![ディスクシリンダーならクレ5-56を使える可能性あり](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2022/02/ディスクシリンダー型.jpg)
家庭で使われる鍵のなかでも、ディスクシリンダーの場合はクレ5-56が使用できる可能性があります。
呉工業の公式サイトには、ディスクシリンダー錠のようにシンプルな構造の鍵であれば使用しても差し支えない旨が記載されています。
ディスクシリンダー錠は、鍵穴が「く」の字になっており、子鍵は山鍵や刻みキーと呼ばれる、ギザギザがついている古いタイプの鍵です。
1950年代に開発されてから公団での採用を経て国内では広く普及しましたが防犯性能が低く、ピッキング被害に遭いやすいことや鍵違い数の限界に達したことから廃番となり、2001年以降は製造されていません。
ですので、住んでいる家や建物が2001年以降に建てられている場合、玄関などの鍵がディスクシリンダー錠である可能性はほとんどありません。古い家屋でも鍵だけは交換されている可能性が高いですし、賃貸物件などは入居者が変わると交換することが多いので、ディスクシリンダーが残っている可能性はかなり低いでしょう。
どんな鍵穴であっても、クレ5-56の使用は控えたほうが良いでしょう。
▼関連ページ呉工業のドライファストルブは鍵穴に使用可能
![ドライファストルブ](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2024/03/dry-fastlube.jpg)
呉工業から発売されている「ドライファストルブ」はフッ素系の潤滑剤で素早く乾き、ゴミやホコリが付かないため、鍵穴の潤滑剤として使用可能です。
金属以外にもふすまや障子といった木材の可動部にも使用可能です。
![鍵のトラブル・お困り事ならお電話下さい。「クーポン利用」の合言葉で作業料金から1000円引きいたします!電話番号:0120-669-110番。](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/themes/slskagizaru/images/freedial/coupon_pc.png)
鍵穴にクレ556を使ってしまったときの対処法
![対処法](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2024/01/taishohou.jpg)
しかし、こういった背景を知らずに、鍵穴にクレ556を使ってしまうこともあるでしょう。ここでは、そのような場合にどう対処すればよいのかについて解説します。
鍵穴専用の潤滑剤でクレ556を洗い流す
![鍵穴用の潤滑剤で流す](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2021/11/kure556_push.png)
クレ5-56を吹き付けてからまだあまり時間が経っていない場合は、鍵穴用潤滑剤を使って洗い流す方法があります。
鍵穴用潤滑剤は繊細な鍵穴に適した成分が使われており、揮発性(常温で蒸発しやすい性質)です。そのため、鍵穴に吹き付けても詰まることはありません。
※粉末が残るタイプのものは、大量に吹き付けると粉末が詰まってしまうおそれがありますのでご注意下さい。
まずは、鍵穴用潤滑剤を用意し、鍵穴にたっぷりと入れましょう。漏れ出てきた潤滑剤は古タオルなどで拭き取ります。
さらに、鍵本体も同じように鍵穴用潤滑剤で洗って布で拭き取っておき、ゆっくりと鍵穴に入れてから抜いて下さい。
抜いた鍵に汚れが付着していれば拭き取ります。
これを繰り返せば、鍵穴内部の油が落ちる可能性があります。
鍵がスムーズに抜き差しできるようになったら、今度は鍵を回して開くかどうか試してみましょう。スムーズに開閉できるようであれば、完了です。
鍵穴用潤滑剤がだめならパーツクリーナー
鍵穴用の潤滑剤では改善しない場合、パーツクリーナーのような「油落としクリーナー」を使用してみて下さい。
パーツクリーナーはクレ556のメイン成分であるケロシンのような油分による汚れを落とす、脱脂作用の大きなものが殆どですので、シリンダー内で固着してしまった汚れにも効果的です。
バイクの「ブレーキクリーナー」という名称で販売されていることもあります。鍵穴用潤滑剤のような商品よりは安価なものが多いため、鍵屋に分解洗浄を依頼する前に試してみると良いかもしれません。
①シリンダーを取り外せる場合
ドアを開け閉めできる状態で、シリンダーを取り外せるようでしたらシリンダーを取り外して洗浄するのがベストです。ただし、最近のシリンダーは精密なつくりのものが多いため、取り出したあと分解はしないようにして下さい。
ドアの中に錠ケースという本体が入っている堀込錠の場合は、多くのシリンダーが錠ケース側にあるピンで留められています。
まずフロントプレートのビスを外し、デッドボルト付近にあるシリンダー側のピンを抜いて下さい。このとき、シリンダーが落ちないよう、手で抑えておきましょう。
![フロントプレートの取り外し](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2024/06/replace1.jpg)
![シリンダー側ピンの取り外し](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2024/06/replace2.jpg)
シリンダーが外れたら、雑巾や不要になったウエスなどの上に置いてパーツクリーナーをたっぷりとスプレーします。できるだけ内部にパーツクリーナーの液体が行き渡るよう、鍵穴側とテールピース側(おしりの方)両方からスプレーし、汚れた液体はウエスで拭き取るなどして下さい。
洗浄中に何度か子鍵を鍵穴に入れ、出し入れを繰り返します。鍵足に汚れた液体がついてこないようになったらシリンダー内の汚れがだいぶ落ちたと判断して良いでしょう。
シリンダーが乾燥したら鍵穴専用の潤滑剤を少しだけ注入して子鍵で馴染ませ、鍵穴がちゃんと回るか、特に問題はないか動作確認します。鍵穴が再び動くようになっていたら、ドアへ戻して更に動作確認をします。
▼関連ページ②シリンダーを取り外せない場合
鍵が回らずドアを開けられないなどの理由で、シリンダーをドアから取り外せない場合は、緊急の処置として取り外さずにパーツクリーナーを注入し、少し時間をかけて洗浄するという方法があります。
シリンダーを取り外せないとなると、注意しなくてはならないのがパーツクリーナーの「吹きすぎ」です。あまり大量のパーツクリーナーを一度にスプレーしてしまうと、シリンダー内で溶け出した汚れと、パーツクリーナーの液体が錠ケースへ流れていってしまう可能性があるからです。
また、パーツクリーナーの液体で錠ケース内のグリスが溶け出してしまい、閂などの動きが悪くなってしまうと、シリンダー側の動きもまた固くなってしまいます。
シリンダーをドアにつけたままクリーナーをスプレーする場合は、鍵穴周りを養生し、雑巾やウエスで鍵穴の周辺を囲いながら少量を吹いて子鍵を抜き差しし、回るか確認します。これを鍵がしっかりと回るようになるまで繰り返します。
鍵が回ったらスプレーの注入はストップし、鍵を開けてドアを開けます。もうだいぶ汚れは落ちているはずですが、気になる場合はドアからシリンダーを取り外して洗浄しておきましょう。
洗浄したあとは必ず十分な時間をおいてシリンダーを乾燥させてから鍵穴専用の潤滑剤を使用して下さい。乾燥しないまま鍵穴用潤滑剤を使用すると、細かい粉末が中でダマになってしまうことがあります。
鍵屋へ分解洗浄を依頼する
![シリンダーを分解洗浄](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2021/11/kure556_clean.png)
クレ5-56を使用してから時間が経っている場合、すでに内部で油分や汚れが固まってしまっている恐れがあります。
鍵穴用潤滑剤を使っても鍵が回らない、油落としクリーナーを使用しみても症状が改善しない、となると錠ケースからシリンダーを外して「分解」し、細かい部品をパーツクリーナーや油落としクリーナーなどできれいに洗浄する必要があります。
このような状態になってしまった場合は、下手にいじらずに鍵屋にご依頼下さい。
シリンダーを取り外し、分解していくのは難しいことではありませんが、鍵の構造は非常に複雑で繊細です。
パーツも細かなものが多く、かつそれぞれがきっちりと噛み合わなければ鍵として機能しません。
知識のない一般人が鍵を分解して洗浄したあと、元通りに組み立てるのは容易ではなく、壊してしまう可能性が高いのです。
特にディンプルキーのようなシリンダーは、狭い筒の中に10本~30本近くのピンが収められています。素人が分解しようとすると、内筒を引き抜いた次点で十中八九、細かいバネやピンがどこかへ飛んでいってしまいます。
絶対に分解はせずに、鍵屋に分解洗浄をお願いして下さい。
もし部品がなくなったなどでシリンダーが故障してしまうと、交換するしかなくなってしまいます。
![鍵のトラブル解決は鍵屋鍵猿 電話番号:0120-669-110番](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/themes/slskagizaru/images/freedial_pc.png)
鍵屋へシリンダー・錠前の交換を依頼する
![鍵の取り付け](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2024/03/Installing-the-key.jpg)
鍵屋に依頼しても分解洗浄が難しかったり、内部の摩耗や損傷も起こっていたりするようであれば、シリンダーや錠前を交換するというのが最終手段です。
ちなみに、「シリンダー交換」とは鍵穴部分を交換することで、「錠前交換」とはドアノブやハンドルレバーを含む鍵の構造すべてを交換することです。
もちろん、シリンダーのみを交換するほうが費用は抑えられますが、インテグラル錠のようにシリンダーだけを交換することができず、錠前全体の交換になるケースもあることは知っておきましょう。
![インテグラル型](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2022/02/インテグラル型.jpg)
パーツの分解・組み立てとは異なり、シリンダー交換や錠前交換は、新しいものをネットなどで購入して自分で作業することも不可能ではありません。
しかし、正しい手順で正確に取り付けなければ、しっかり閉まらないなどのトラブルが起きる可能性があります。
また、今ある錠前やドアに適合シリンダーを購入できるかどうか、という問題もあり、知らずに防犯性能の落ちるシリンダーを用意してしまうリスクもあるでしょう。鍵屋に依頼するほうが無難です。
鍵屋と相談して、この機会に防犯性能の高い最新の鍵に交換するのも良いでしょう。子鍵を紛失しやすい方や、お子様が多いご家庭であれば、暗証番号式で開錠ができる電子錠などもお勧めです。
▼関連ページ ▼関連ページ![鍵のトラブル・お困り事ならお電話下さい。「クーポン利用」の合言葉で作業料金から1000円引きいたします!電話番号:0120-669-110番。](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/themes/slskagizaru/images/freedial/coupon_pc.png)
玄関の鍵が開けにくい場合はどうする?
![困った顔](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2024/01/trouble.jpg)
鍵穴にクレ556を使おうとしたということは、なんらかの異常があったからだと推測できます。しかし、鍵のトラブルが起こったときはクレ5-56を使うのではなく、ほかに適切な対処法があります。
ここでは、鍵に異常を感じたときどのような対処をすべきかについて、解説します。
鍵穴の掃除をする
![](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2021/11/鍵の掃除、鍵穴の掃除.png)
よくあるトラブルとして、「鍵を奥までしっかり挿し込めない」、「鍵は挿し込めるが、回りが悪い」というものがあります。
このような症状の原因は「内部に埃やゴミ、金属粉が溜まっている」というものです。
鍵穴は外気にさらされているため埃や微細なゴミが入ることがあり、金属粉は子鍵を回す際の摩擦で生じます。
埃やゴミ、金属粉などが原因であれば、対処はそれほど難しくありません。鍵穴を掃除すれば解決することが殆どです。
まずは、掃除機のノズルを鍵穴にあてて、吸い込んでみましょう。内部に溜まった埃や金属粉が吸い出され、動きが改善することがあります。
エアダスターを使って、なかに溜まったものを吹き飛ばすのも良い方法です。
ただし、内部のゴミを掻きだそうと考え、鍵穴に針金や爪楊枝などを挿し込むのはやめましょう。
鍵穴の構造は非常にデリケートで、針金などの硬く細長い物を入れてひっかきまわすと内部に傷がつき、壊れる恐れがあります。
掃除をするのであれば、掃除機で吸い出すか、エアダスターなどを使って吹き飛ばすかのどちらかにしましょう。
なお、挿し込む鍵のほうに汚れがつき、鍵穴に挿し込めなかったり内部でしっかり噛み合わなかったりする原因になっていることもあります。
古い歯ブラシなどを使い、鍵のきざみ部分や溝などを丁寧に掃除してみるのも良いでしょう。
▼関連ページ ▼関連ページ鍵穴専用の潤滑剤を使用する
![鍵穴用の潤滑剤を使用する](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2022/12/鍵穴専用潤滑剤スプレー.jpg)
先述したように鍵穴内にはもともと潤滑剤が塗られています。これは、鍵の動きを良くするのが目的です。
とはいえ、潤滑剤は時間が経つうちに乾いたり使用を重ねてすり減ったりしていくため、メンテナンスをしないままだと、どんどん滑りが悪くなっていきます。
鍵穴内を掃除してみても動きが固いようであれば、潤滑剤の枯渇が原因かもしれません。このような場合は、鍵穴専用の潤滑剤でメンテナンスすれば解決する可能性が高いです。
言うまでもなく、すべりが良くなりそうだからと食用油やシリコンスプレーなどを使用するのは厳禁です。
必ず、シリンダー内の掃除をしてから鍵穴用の潤滑剤を使いましょう。
▼おすすめの鍵穴専用潤滑剤の例
- 鍵穴専用潤滑剤 3069S(U9、PR、LBシリンダー用)【MIWA】
- クリアムーサス(全シリンダー使用可能)【MIWA】
- CQ303シリンダー潤滑剤【GOAL】
- KABAクリーナー【KABA】
鍵交換を検討する
![](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2022/09/ディンプルキー-5種-640x443.jpg)
鍵の寿命は一般的に10年から15年と言われています。そのため、長年使用されている場合は交換してしまうのもおすすめです。
シリンダー(鍵穴)の交換はDIYでも行えますが、サイズを測って正しい部品を選ぶ必要があり、全く知識がない状態だと難しく感じるかもしれません。
また、シリンダーは防犯上の観点により一度購入したものは基本的に返品できません。
交換に自信がない場合は鍵屋に依頼しましょう。
▼関連ページ![鍵のトラブル・お困り事ならお電話下さい。「クーポン利用」の合言葉で作業料金から1000円引きいたします!電話番号:0120-669-110番。](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/themes/slskagizaru/images/freedial/coupon_pc.png)
鍵屋に原因調査を依頼する
![鍵屋に原因調査を依頼する](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2022/05/鍵屋-640x443.jpg)
繰り返しになりますが、鍵の構造は複雑です。
鍵のトラブルが起こった際に知識のない人間が自分で解決しようと動くと、「クレ5-56をスプレーしてメンテする」といった間違えた対処をしてしまいかねません。
すると、事態がますます悪化してしまい、解決するのに高額な費用がかかる場合もあります。
そのため、鍵の不具合を感じたら、無理に自分でなんとかせずにプロである鍵屋に調査と解決を依頼してください。
とはいえ、鍵屋はたくさん存在し、なかには悪質なところもあるのが実情です。
依頼する際は、事前に料金設定は明瞭か、アフターフォローや保証はあるか、キャンセル料はどの程度かかるかなどについて調べるようにしましょう。信頼できる業者を選ぶことは何よりも大切です。
鍵穴のトラブルは鍵屋に連絡を!
![鍵猿サイトトップ画像](https://sls.co.jp/kagizaru/wp-content/uploads/2023/04/top_visual-640x293.png)
クレ5-56は、家庭にある多くの金属製品に使用でき用途も幅広いため、万能なサビ落とし・潤滑剤というイメージを持たれがちです。
しかし、揮発性とはいえ、油分が含まれることに変わりはなく、シリンダー内に残留した油分にゴミや埃が固まって詰まる恐れがあるうえ、溶剤成分がもともとシリンダー内に塗布されている潤滑剤を溶かしてしまう恐れもあります。
すでにクレ5-56を鍵穴に吹き付けてしまった場合、そのまま放置していては鍵の分解洗浄や交換が必要になる可能性があります。
鍵が抜けない等のトラブルの際にクレ556を塗布したあと鍵の具合が悪く、壊れないか心配だという方はできるだけ早く、信頼できる鍵屋に相談するようにして下さい。
鍵屋鍵猿のおすすめポイント
- 出張費無料・見積り無料
- 365日・年中無休
- キャンセル無料(※緊急出動を除く)
- 1年間の無償工事保証
- 1年間の無償商品保証
鍵屋の鍵猿は365日営業で、8時~23時まで電話対応可能、早朝や深夜の鍵トラブルにも実績豊富なスタッフが駆け付けます。
さらに、出張費用(解錠などの緊急依頼以外)や見積り費用は無料、作業前に見積書をご提示し、お客様に納得いただいてから作業に入ります。
もちろん、作業開始以降の追加料金はございません。
アフターサービスも充実しており、1年間の無償工事保証と1年間の無償商品保証が付いてきます(保証適用の詳細については弊社の保証基準によるものとします)。
鍵修理、鍵交換、鍵の取り付けは鍵屋の鍵猿にお任せください。
▶ お急ぎの方 ◀
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