給湯器の漏電ブレーカーはどこにある?落ちる原因と探し方・対処法を解説!

給湯器が突然止まったり、電源が入らなくなったとき、意外と原因となりやすいのが漏電ブレーカーの作動です。しかし、普段あまり気にしない分電盤の場所や、給湯器専用の漏電ブレーカーの位置が分からず、どう確認すれば良いか戸惑う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、給湯器の漏電ブレーカーがどこにあるのかを中心に、探し方や見分け方、万が一見つからない場合の対処方法までを分かりやすく解説します。給湯器の漏電ブレーカーがどこにあるか分からずお困りの方は是非とも参考にしてみてください。
目次
給湯器の漏電ブレーカーはどこにある?基本の確認ポイント

給湯器が動かなくなったとき、まず疑いたいのが漏電ブレーカーの作動です。しかし、そもそも漏電ブレーカーがどこにあるのかを把握していないと、確認すらできずに困ってしまいます。ここでは、漏電ブレーカーの役割や基本的な設置場所、場所が分からない場合の確認ポイントまで順を追って詳しく解説します。
漏電ブレーカーとは?その役割と仕組み
漏電ブレーカーとは、電気回路で漏電が起きたときに自動で電気を遮断し、感電や火災などの二次被害を防ぐための安全装置です。住宅の分電盤に組み込まれていることが多く、通常のブレーカーとは異なり、電流が外へ漏れたことを検知して作動する仕組みになっています。
給湯器に限らず、エアコンや洗濯機など水気の多い場所で使う家電に漏電ブレーカーが付いていることは珍しくありません。もし漏電ブレーカーが落ちた場合は、給湯器が突然停止したり、電源が入らない状態になります。安全のために自動で止めているため、むやみに復旧を繰り返すと危険です。まずは原因を見極めることが重要です。
屋内分電盤に設置されているケース
多くの家庭では、給湯器専用の漏電ブレーカーは屋内の分電盤内に設置されています。分電盤とは、家の電気を部屋ごとや設備ごとに分けて管理する配電盤のことで、玄関付近や廊下、洗面所の壁などに設置されていることが一般的です。
分電盤の中には複数のブレーカーが並んでいて、「給湯器」「エコキュート」「風呂」などのラベルが付いている場合が多いので、ラベルを確認しながら探すのがポイントです。
ただし、築年数が古い住宅や増改築をしている場合、ラベルがなかったり誤っていることもあるため、分電盤内のどのブレーカーが給湯器のものか分からないときは、むやみに操作せず専門業者に相談するのが安全です。
給湯器の屋外ユニット付近に設置されているケース
分電盤内に給湯器専用の漏電ブレーカーが見当たらない場合、屋外の給湯器本体の近くに専用で設置されているケースがあります。特に、エコキュートなどの大型給湯システムや後付けで給湯器を増設した住宅に多く見られます。
屋外の場合は、防水ケースに収められていることが多く、給湯器の横の壁面や基礎部分にボックス型のカバーが付いているのが目印です。雨や雪に直接触れないように工夫されていますが、無理に開けると破損や感電の危険があるので注意が必要です。
もし屋外ブレーカーの存在が確認できない場合や、どれが給湯器用か不明なときは、自己判断せずに専門業者に見てもらうのが安心です。
その他の設置例と確認のポイント
一部の住宅では、増改築や給湯器の位置変更に伴い、分電盤や屋外以外の場所に漏電ブレーカーが設置されている場合があります。たとえば、浴室の天井裏や、給湯器専用の小型分電盤が別室に設置されているケースも稀にあります。
こうした特殊なパターンは、一見して気付きにくいため、何度探しても見つからない場合は、給湯器の取扱説明書を確認するか、設置工事を依頼した施工業者に直接問い合わせるのが確実です。無理に探し回ってカバーを外したり分電盤をいじると、感電や設備故障の原因になるため十分注意しましょう。
設置場所が分からない場合に確認すべき場所
どうしても漏電ブレーカーの場所が分からない場合は、落ち着いて家の中を順序立てて確認することが大切です。まずは玄関付近、廊下、洗面所、トイレ付近など、分電盤がよく設置される位置を改めて探してみましょう。次に屋外に出て、給湯器本体の側面や周辺の壁に防水ケースがないか確認します。
それでも見つからない場合は、物件の設計図や取扱説明書を確認するのが有効です。賃貸の場合は管理会社へ、持ち家の場合は工事を依頼した業者か給湯器メーカーへ相談するのが最善です。無理に自分で探そうとすると感電などの危険も伴うため、不安を感じたら早めに専門業者に依頼することをおすすめします。
分電盤の場所と給湯器専用回路の確認法

給湯器が突然動かなくなった際、漏電ブレーカーの位置を特定するには、まず分電盤の場所を正しく把握することが重要です。分電盤は、家の電気を分けて管理するいわば電気の心臓部です。しかし意外と設置場所を詳しく知らない人も多く、いざというときに見つけられないと慌ててしまいます。
ここでは、分電盤の一般的な設置場所や、給湯器専用回路の確認方法をわかりやすく紹介します。事前に知っておけば、急なトラブルにも冷静に対処でき、余計な修理費用を抑えられる可能性も高まります。
玄関・廊下・洗面所付近が定番の設置場所
日本の一般家庭において、分電盤がよく設置されている場所は、玄関の内側の壁面、廊下の途中の天井付近、または洗面所のドア付近の壁などです。これは、家全体の電気配線を効率的にまとめるため、屋外から引き込んだ電気を分配しやすい位置に設置されるからです。
新築物件では特に玄関上や廊下の高い位置に目立たないよう設置されていることが多いです。一方、築年数が古い物件では、納戸の中や押入れの奥に隠れていることもあります。
給湯器に限らず、いざというときのために分電盤の位置は家族全員が把握しておくと安心です。高い位置にある場合は脚立などが必要になるので、無理のない範囲で確認しましょう。
ラベル表示や表記で見分ける方法
分電盤を開けると、複数のブレーカーが横一列または縦一列に並んでいます。それぞれのブレーカーには「キッチン」「エアコン」「浴室」などのラベルが貼られていることが多く、給湯器専用回路も同様に「給湯器」「ボイラー」「エコキュート」といった名称で表記されているのが一般的です。これを確認することで、どのブレーカーが給湯器用なのかを把握できます。
ただし、古い住宅ではラベルがはがれていたり、増改築で追加した回路にラベルがついていない場合もあります。もしラベルが不明瞭なときは、ブレーカーをむやみに操作するのは避け、必ず専門の電気工事店や給湯器の施工業者に確認を依頼しましょう。誤った操作は他の電気設備に影響を与える可能性があり、かえって復旧が難しくなる場合があります。
屋外や本体内部の特殊な設置パターンと注意点
まれに分電盤ではなく、給湯器本体の内部やすぐそばの屋外ボックス内に専用の漏電ブレーカーが設置されていることがあります。これは特に、エコキュートや大型の給湯システム、既存の住宅に後付けで設置した場合などに見られる特殊なケースです。
屋外の場合、防水ケース内に収納されているので、一見するとただの金属箱に見えることが多いです。これを無理に開けようとすると、内部の電線を傷つけたり、感電するリスクがあります。また、本体内部にブレーカーが組み込まれている場合は、分解するだけで保証が切れてしまうこともあります。
そのため、分電盤以外に設置されている可能性が考えられる場合は、自力での確認を最小限にとどめ、必ず専門業者に相談するのが安全です。トラブルを大きくしないためにも、正しい対処を心がけましょう。
漏電ブレーカーが作動する原因とは?よくあるトラブル例

給湯器の電源が突然切れたり、ブレーカーが何度も落ちる場合、漏電ブレーカーが作動している可能性があります。しかし、原因を正確に理解していないと、ただブレーカーを上げ下げするだけで根本的な解決にはなりません。
漏電ブレーカーが作動する主な原因は、水漏れ、配線や部品の劣化、小動物の侵入など多岐にわたります。ここでは、特に家庭の給湯器で発生しやすいトラブルの例と原因を詳しく解説し、トラブル予防のポイントもお伝えします。
水漏れや部品の劣化によるショート
給湯器が設置されている場所は、屋外や水まわりが多く、常に湿気や雨水にさらされています。そのため、長年使用していると配管や接続部分からわずかな水漏れが発生し、それが内部の基板や電気配線に触れてしまうとショートを起こし、漏電ブレーカーが作動します。
また、給湯器内部のゴムパッキンやパイプの経年劣化も原因の一つです。定期的にメンテナンスを行わずに放置していると、目に見えない部分から少しずつ水分が入り込み、最終的にブレーカーが落ちるほどの漏電を引き起こしてしまいます。普段から給湯器周辺に水たまりがないか、湿気が多くないかを確認し、異変を感じたらすぐに専門業者に点検を依頼しましょう。
配線の劣化や小動物の侵入
給湯器は屋外設置が多いため、どうしても小動物の侵入リスクがあります。ネズミや小鳥が給湯器内部に入り込み、配線をかじったり巣を作ったりすると、配線が傷つき漏電が発生します。また、経年劣化による配線の被覆のひび割れや断線もよくあるトラブルです。特に古い家や給湯器を長期間交換していない家庭では注意が必要です。
配線の異常は外からは見えないため、電源が何度も落ちるなどの症状が出た場合は、無理にブレーカーを何度も上げ下げせず、電源を切って専門業者に点検を依頼することが重要です。点検の際には、給湯器以外の電気系統もまとめて確認してもらうと安心です。
落雷や自然現象などの外的要因
給湯器の漏電ブレーカーが突然作動する原因の一つに、落雷や強風、豪雨などの自然現象があります。落雷が近くに落ちると、一時的に大きな電流が流れ、給湯器の電気回路に影響を与えて漏電ブレーカーが作動することがあります。
また、大雨によって屋外設置の給湯器が一時的に浸水するケースもあり、その際に内部に水が侵入してブレーカーが落ちることがあります。こうした外的要因による漏電は防ぎようがない面もありますが、台風や大雨が予想されるときには、給湯器周辺の排水経路を確認したり、防水カバーの破損がないかをチェックしておくと被害を最小限に抑えられます。
異変が起きた際は自己判断で復旧を繰り返さず、必ず専門業者に相談するようにしましょう。
漏電ブレーカーが落ちた時の対応手順

給湯器の電源が突然切れてしまったり、お湯が出なくなった場合、まず疑うべきは漏電ブレーカーの作動です。ただし、漏電ブレーカーが落ちているからといって、安易に何度も上げ下げをすると危険を伴います。
ここでは、給湯器の漏電ブレーカーが落ちた際に自分で確認できる範囲の安全な対応手順と、無理をせず専門業者に依頼すべき判断ポイントを解説します。焦らず順を追って対応することで、二次被害や思わぬ出費を防ぐことができます。
電源リモコンと本体の完全オフが第一
漏電ブレーカーが落ちたときにまず行うべきことは、給湯器の電源リモコンと本体の電源を完全にオフにすることです。給湯器はリモコン側だけを切っても、内部の電気回路には電気が通っている状態が続く場合があります。
無理に復旧作業を行うと、再びショートを引き起こしたり、内部部品を損傷する恐れがあります。屋外に設置されている給湯器の場合、操作中に雨が降っていると感電のリスクも高まるため、作業は晴れた日に行いましょう。必ず足元を濡らさないように注意し、安全を最優先にしてください。
分電盤でのブレーカーリセット(OFF→ON)
リモコンと本体の電源をオフにした後は、分電盤を開けて漏電ブレーカーの状態を確認します。給湯器用のブレーカーが「OFF」になっていた場合、周囲が乾燥していて異常が見当たらないようであれば、一度だけ「OFF→ON」に戻して様子を見ます。
復旧後、すぐにブレーカーが落ちてしまう場合は、内部で問題が継続している可能性が高いため、それ以上の操作は控えましょう。分電盤内には複数のブレーカーが並んでいますが、間違ったブレーカーを触ると別の家電に影響が及ぶ場合があります。不安な場合は無理をせず、業者に確認してもらう方が安心です。
リセット後もすぐ落ちるときは?
漏電ブレーカーをリセットしても、すぐにまた落ちてしまう場合は、内部で深刻な漏電や部品のショートが起きている可能性があります。このような状態では、自分での応急処置はかえって危険です。何度もブレーカーを上げ下げするのは絶対に避けましょう。
無理に電源を入れようとすると、最悪の場合は感電事故や火災につながる恐れもあります。すぐに給湯器の電源を切った状態を保ち、専門業者に状況を説明して修理や点検を依頼するのが正しい対応です。業者には「どのブレーカーが落ちているか」「何度リセットしても落ちること」など具体的な状況を伝えるとスムーズです。
感電防止の注意点と専門業者への相談タイミング
漏電ブレーカーが落ちる原因には、水漏れや配線トラブルが関係していることが多く、素人が不用意に触ると感電するリスクがあります。特に濡れた手や濡れた足元での作業は絶対に避けましょう。少しでも不安を感じる場合は、速やかに専門の電気工事業者や給湯器のメーカーサポートへ相談してください。
相談時には、給湯器のメーカー名・型番・設置場所・トラブルが起きた状況を伝えると対応がスムーズです。業者に依頼することで、根本原因を早期に特定でき、必要な部品交換や修理を安全に行ってもらえます。安全第一を心がけ、無理な自己対応は避けるようにしましょう。
ブレーカーの場所がわからないときの対処法

給湯器の調子が悪いときに「漏電ブレーカーを確認してください」と言われても、そもそもどこにあるのか分からず困ってしまう方は少なくありません。ブレーカーの場所を見つけられないまま時間が経つと、給湯器が使えない期間が長引き、生活に大きな支障が出てしまいます。
ここでは、分電盤が見つからない場合の探し方や、管理会社や設計図を活用する方法、そして最終的に無理せず業者に依頼するタイミングについて具体的に解説します。無理をせず、落ち着いて正しい手順を知っておきましょう。
分電盤の設置場所が不明な場合にすべきこと
まずは家の中で分電盤が設置されやすい場所を一つずつ確認していきましょう。一般的に分電盤は玄関ドアの内側の壁、廊下の天井付近、洗面所の入口付近に設置されていることが多いです。特に玄関周辺の高い位置に設置されている家庭が多いため、普段気に留めない天井近くの小さな扉やカバーをチェックしてみましょう。
また、築年数の古い家では押入れの中や納戸、物置の奥に隠れている場合もあります。懐中電灯を使って、暗い場所も見落とさないようにするのがおすすめです。探すときは家具の移動などで怪我をしないよう、無理のない範囲で確認してください。
賃貸なら管理会社、持ち家なら設計図や取扱説明書を確認
分電盤がどうしても見つからない場合は、賃貸物件なら管理会社に連絡して場所を確認するのが最も早くて確実です。管理会社は物件の図面を持っているため、すぐに場所を教えてもらえます。また、分電盤の場所だけでなく、給湯器専用回路の有無や設置場所についても一緒に確認しておくと後々安心です。
持ち家の場合は、引き渡し時にもらった住宅の設計図や給湯器の取扱説明書を確認してみてください。設計図には分電盤の位置が示されていることが多く、給湯器用の配線ルートも分かる場合があります。こうした情報を把握しておくと、トラブル発生時の対応がスムーズになります。
本体内部のブレーカーは個人で触らず専門業者に依頼
一部の給湯器では、分電盤ではなく給湯器本体内部に漏電ブレーカーが組み込まれていることがあります。この場合、本体カバーを外して内部にアクセスする必要がありますが、これは専門知識や道具が必要で、素人が無理に触ると感電や機器破損のリスクが非常に高いです。
また、誤って操作することで保証が無効になることもあります。万が一、本体内部にブレーカーがある可能性が考えられる場合は、自己判断で分解せず、必ずメーカーサポートや専門業者に相談しましょう。専門家に依頼すれば、正確に原因を突き止めたうえで安全に修理・交換を行ってくれるため、二次被害を防ぐことができます。
まとめ
給湯器のトラブルでお湯が出なくなったとき、漏電ブレーカーが作動している可能性をまず疑うことはとても大切です。しかし、「そもそも漏電ブレーカーがどこにあるか分からない」という方は意外と多く、慌ててしまいがちです。
本記事で紹介したように、一般的には屋内の分電盤や給湯器の屋外ユニット付近に設置されているケースがほとんどですので、落ち着いて定番の場所を順番に確認してみましょう。また、見つからないときや何度もブレーカーが落ちるときは、無理に操作せず専門業者へ依頼することが何よりも安全です。
その際は水猿までご相談ください。水猿でしたら給湯器のトラブルを解決いたします。給湯器のトラブルでお困りでしたらお気軽にお問い合わせください。
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