エコキュートが壊れる7つの原因!故障の前兆・対処法・買い替え判断まで徹底解説!

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エコキュートは、電気代の節約や環境への配慮といった利点から、現在多くの家庭で利用されています。しかし、ある日突然「お湯が出ない」「本体から異音がする」「リモコンが動かない」といったトラブルが起こることがあります。こうした故障には、実は前兆や原因が潜んでいることが少なくありません。
この記事では、エコキュートが壊れる主な原因や、壊れる前に見られるサイン、日常のメンテナンス方法、修理や買い替えの判断基準などを、専門知識がなくても理解できるように丁寧に解説します。いざという時に慌てないためにも、正しい知識を身につけておきましょう。
目次
エコキュートが壊れる主な原因とは?

エコキュートの故障には、経年劣化や自然災害、日々の使い方など、さまざまな要因が関係しています。突然のトラブルを防ぐためには、故障の主な原因を知り、日常的に意識することが大切です。ここでは、エコキュートの代表的な故障要因を7つ解説していきます。
経年劣化による寿命
エコキュートの平均寿命はおおよそ10〜15年といわれていますが、これはあくまで目安であり、使用頻度や設置環境によって前後します。内部のヒートポンプや貯湯タンク、配管、基板などの各部品は、長期間使用することで少しずつ劣化していき、最終的には故障につながります。
特に10年を過ぎると不具合が出やすく、修理が必要な箇所も増える傾向にあります。外観は問題なく見えていても、内部では部品の疲弊が進んでいることもあるため、年数が経過した機器は早めの点検や買い替えの検討が重要です。
凍結や雷など自然災害
冬場の寒波による配管の凍結は、エコキュートにとって深刻なダメージをもたらします。水が凍ることで配管が膨張し、ヒビ割れや破損が起こり、結果的に水漏れや給湯不良につながることがあります。
また、雷が落ちた際には、制御基板やリモコンなどの電装部品に異常電流が流れ、誤作動や完全な故障を引き起こすケースもあります。特に落雷の多い地域では、雷サージ対策を行っていないと、数万円〜十数万円の修理費用がかかることもあるため注意が必要です。
自然災害は予測が難しいため、事前の備えが鍵となります。
長期間のメンテナンス不足
エコキュートは基本的にメンテナンスフリーと誤解されがちですが、実際には定期的な点検や掃除が不可欠です。特に、循環フィルターの掃除や貯湯タンクまわりのチェックを怠ると、異物の蓄積や目詰まりが発生し、機器に負担をかけてしまいます。
その結果、給湯温度が安定しない、異音が発生する、エラーコードが頻発するといった症状につながります。メーカーでも月に1回のフィルター清掃や、年1回の業者点検を推奨しており、それを怠ると本来の寿命よりも早く故障してしまうリスクが高まります。
設置場所や使用環境による不具合
エコキュートは屋外設置が基本のため、風雨や直射日光の影響を直接受けやすい機器です。特に雨ざらしで設置されている場合、金属部分のサビやタンク周辺の劣化が早まることがあります。また、風通しが悪く湿気がこもりやすい場所では、内部にカビが発生するなどして衛生面でも問題が生じます。
さらに、排気や吸気がうまくいかない環境では、ヒートポンプの性能が低下し、電気代が上がる原因にもなります。設置場所の条件次第で、故障のしやすさや寿命にも差が出てしまうため、初期の設置計画段階から環境をよく考慮することが重要です。
誤った使用方法
リモコンの設定ミスや、間違った操作方法によってエコキュートを故障させてしまうケースも多く見られます。たとえば、給湯モードの切り替えを頻繁に行ったり、設定温度を極端に上下させたりすることで、ヒートポンプに過剰な負荷がかかる場合があります。
また、冬場に節電目的で電源を完全に切ってしまうと、凍結防止機能が働かず、配管が凍結して破損する恐れがあります。このような誤使用は、ユーザーのちょっとした勘違いや油断から起こることが多く、取扱説明書に沿った適切な使い方を心がけることがトラブル防止の第一歩となります。
電気系トラブル
エコキュートは電気を動力源として稼働しているため、電気まわりのトラブルにも注意が必要です。ブレーカーが劣化していたり、漏電や過電流が発生していたりすると、ヒートポンプや制御基板に異常をきたし、リモコンが反応しなくなったり、突然電源が落ちるなどの不具合が発生します。
また、電圧の不安定な地域では、瞬間的な電流変動によってエラーコードが頻出することもあります。古い住宅に後付けで設置されている場合は、分電盤やコンセントの状態も一緒に点検しておくと安心です。
配管・バルブの破損
エコキュートの配管やバルブ部分は、長年の使用によって徐々に劣化していきます。特に、給湯・循環・逃し弁などのバルブ類は、圧力や温度の変化にさらされているため、パッキンの劣化や締まりの緩みが起きやすいです。
また、地震などの物理的な衝撃や、冬場の凍結膨張によって配管にヒビが入ることもあります。水漏れに気づかず使用を続けると、機器内部まで水が回って基板をショートさせる可能性もあるため、異常がないか日常的に確認する習慣をつけておくと安心です。
エコキュートの故障の前兆や異常サイン

エコキュートは、完全に壊れてしまう前に、何らかの異常サインを発していることがほとんどです。日常的に機器の状態を観察していれば、「最近お湯の出が悪い」「変な音がする」「リモコンの表示が変」といった違和感に早めに気づけます。
こうした前兆を見逃さずに対応することで、大きな故障や高額な修理を未然に防ぐことができます。ここでは、故障の前ぶれとしてよく見られる症状を具体的に紹介します。
異音(うなり音・カタカタ音)がする
エコキュートから普段とは違う「ゴー」「ブーン」「カタカタ」といった異音が聞こえる場合、ヒートポンプユニットやファンモーター、循環ポンプに異常が発生している可能性があります。
これらの音は、部品の劣化やネジの緩み、内部にゴミが詰まっていることが原因で起こることが多く、放置していると部品の損傷が進行し、最終的に機能停止や本体交換につながるケースもあります。音が大きくなってきた、以前と音の種類が違うと感じた場合は、速やかに点検や修理を検討しましょう。
お湯が出にくい・水しか出ない
リモコンの設定は正常なのに、お湯が出ない、またはぬるい水しか出ないという症状は、ヒートポンプユニットや温度センサー、混合弁などに不具合がある可能性があります。貯湯タンクにお湯が十分に溜まっていない、あるいは沸き上げ機能が正常に作動していない場合にも起こります。
また、配管の詰まりやフィルターの汚れが原因で、湯量そのものが制限されていることもあります。このような状態が続くと、給湯機能が完全に停止するリスクがあるため、早めの対応が必要です。
お湯の温度が安定しない/設定温度に達しない
シャワーや蛇口から出るお湯の温度が不安定だったり、設定した温度にならないと感じたときは、温度センサーの故障やヒートポンプの能力低下、制御基板の不具合などが原因と考えられます。特に、急に温度が下がる、熱くなりすぎるなどの現象は、内部の調整機能が正常に働いていない証拠です。
お風呂やキッチンで快適にお湯を使えないだけでなく、誤作動によってやけどや低温やけどのリスクもあるため、放置せず専門業者に点検を依頼するのが賢明です。
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リモコンの表示がおかしい・反応しない
リモコンに表示される文字や数字が薄くなっていたり、正常な表示がされない、ボタンを押しても反応しないといった場合は、リモコン自体または制御基板に異常が生じている可能性があります。電池切れや接触不良といった軽度の問題もあれば、落雷や電圧異常による基板故障など深刻なケースもあります。
とくに、リモコンにエラーコードが表示されていたり、まったく反応しなくなるようであれば、自分で直そうとせず、メーカーや業者に点検を依頼するのが安全です。
リモコンにエラーコードが表示される
エコキュートのリモコンには、異常が発生すると「C〇〇」や「H〇〇」などのエラーコードが表示される機能があります。これは機器が自動的に自己診断を行い、異常箇所をユーザーに知らせてくれるもので、非常に重要なサインです。
たとえば「C21」は給水エラー、「H14」はファンモーター異常など、コードごとに異なる原因が設定されています。エラーコードが表示された際には、取扱説明書で内容を確認し、対応可能なものであれば処置し、難しい場合は業者に相談するのが基本です。
水漏れ・周囲が濡れている
エコキュート本体やその周辺に水がたまっていたり、湿っている場合は、水漏れが発生している可能性があります。主な原因としては、貯湯タンクの腐食や、配管の継ぎ目・バルブの劣化、凍結によるひび割れなどが挙げられます。
特に気温が低い地域では冬季にこの症状が出やすく、放置していると給湯不能だけでなく、基板など電装部の損傷にもつながりかねません。早期に異常を察知し、必要に応じて修理や部品交換を行うことが重要です。
お湯の出が悪くなる
蛇口やシャワーからのお湯の勢いが弱くなったと感じた場合、循環ポンプや給湯配管に問題がある可能性があります。フィルターの目詰まりや内部の水垢・スケールの蓄積によって流量が制限されているケースも多く、湯量不足や追い焚きの遅延などが発生します。
また、長年の使用によってポンプの性能自体が低下している可能性も否定できません。お湯の出に少しでも違和感を覚えたら、フィルターの掃除や業者による点検を早めに検討しましょう。
壊れやすい部品とその症状

エコキュートは高機能な給湯システムですが、内部には多くの部品が組み込まれており、それぞれに寿命や故障リスクがあります。特定の部品が劣化すると、異音やお湯切れ、水漏れなど、さまざまな不具合が発生します。
ここでは、エコキュートで特に壊れやすい5つの主要部品と、それぞれに起こりやすい故障症状を詳しく解説します。事前に弱点を知っておけば、トラブルを早期に察知し、適切な対応が取りやすくなります。
ヒートポンプユニット
ヒートポンプユニットは、空気中の熱を利用してお湯をつくるエコキュートの心臓部です。ここに異常が発生すると、お湯が沸かせない・設定温度に達しない・運転音がうるさいといったトラブルが起こります。
特に多い症状は、ファンモーターや圧縮機の故障による異音、冷媒漏れによる沸き上げ不足です。長期間使用すると内部のパーツが摩耗し、効率が落ちて電気代が増加することもあります。修理は高額になるケースもあるため、10年を過ぎたら買い替えも視野に入れる必要があります。
貯湯タンク(タンクユニット)
貯湯タンクはお湯をためておく装置で、内部は高温・高圧の状態になるため劣化しやすい部分です。経年によってタンク内にスケール(水あか)が蓄積したり、内部の金属が腐食して穴があくと、水漏れや異臭が発生する原因になります。
また、タンク周辺に湿気が多いとカビやサビが発生しやすく、衛生面の問題にもつながります。万が一、内部で圧力異常が起きると安全装置が作動して給湯が停止することもあり、日ごろから外観や周囲の湿気に注意しておくと安心です。
給湯循環ポンプ
給湯循環ポンプは、お風呂の追い焚きや保温などに欠かせない部品で、浴槽内の水をタンクと循環させる役割を持ちます。このポンプが故障すると、「追い焚きができない」「湯温が安定しない」「風呂自動が機能しない」といった症状が現れます。
原因としては、モーターの劣化、異物の詰まり、配管内の空気混入などが挙げられます。音が大きくなったり、運転が不安定になってきたら、ポンプの不具合を疑って早めの点検を行いましょう。
リモコン・制御基板
エコキュートの操作を担うリモコンや、本体を制御する基板も、経年や外部要因によって故障しやすい部品の一つです。主な症状としては、リモコンの表示が消える・反応しない、エラーコードが頻繁に出る、勝手に運転が止まるなどがあります。
とくに雷や漏電、湿気による腐食などが原因で基板が損傷すると、給湯全体の制御ができなくなる恐れもあります。リモコンが不調な場合は単なる接触不良で済むこともありますが、何度も症状が出るようなら基板の交換が必要なケースもあります。
バルブ・配管類
エコキュートには複数のバルブ(減圧弁・逃し弁・混合弁など)や給湯・排水のための配管が設けられています。これらの部品は、水圧や温度変化、凍結などの影響を受けて劣化しやすく、破損すると水漏れや圧力異常の原因になります。
特に冬場に凍結した配管が破裂したり、地震や振動でジョイント部分が緩むと、急なトラブルに発展することもあります。水漏れの跡や配管の結露が見られたら、すぐに対処が必要です。ゴムパッキンなどの消耗部品は定期的な交換を心がけましょう。
寿命による故障かを見極めるポイント

エコキュートのトラブルが起きた際に「修理で済むのか、それとも買い替えた方が良いのか」で悩む方は多いでしょう。故障の原因が経年劣化による寿命であれば、無理に修理してもすぐに別の不具合が出るリスクが高く、結果的にコストも手間もかさんでしまいます。
ここでは、寿命による故障かどうかを判断するための基準や目安について、部品ごとの耐用年数とあわせて解説します。
エコキュートの平均寿命は10〜15年
一般的に、エコキュートの耐用年数は10年から15年程度といわれています。これは、メーカーやモデル、使用環境によって差があるものの、多くのユーザーが10年を過ぎたあたりから不具合を経験し始める傾向があります。
特にヒートポンプユニットや貯湯タンクなどの主要機能部分は、内部の部品が長年の使用で摩耗・劣化していくため、修理してもすぐに別の箇所でトラブルが発生することも珍しくありません。10年以上経過している場合は、修理か買い替えかを慎重に見極める必要があります。
部品ごとの耐用年数の目安
エコキュートは一体型の機器に見えますが、内部はさまざまなパーツで構成されており、それぞれの部品には独自の寿命があります。たとえば、ヒートポンプユニットは約10〜12年、貯湯タンクは12〜15年程度が目安とされています。
給湯循環ポンプやバルブ類、リモコンなどの電装部品はそれより短く、7〜10年ほどで不具合が出ることもあります。部品単体の交換は可能ですが、全体的に老朽化している場合は、次々と修理費が発生するため、丸ごと買い替えたほうがコストパフォーマンスに優れるケースもあります。
修理か買い替えかの判断基準
「修理か買い替えか」を判断する際の大きなポイントは、機器の使用年数と修理費用のバランスです。たとえば、使用から5〜7年程度であれば、部品交換による修理で十分対応でき、費用も抑えられることが多いです。
しかし、10年以上経過している場合で、修理費用が数万円を超えるようなら、買い替えを検討するのが現実的です。特にヒートポンプや貯湯タンクといった高額部品が故障した場合は、修理代が本体価格の半分以上になることもあるため、寿命を考慮した上での総合判断が重要です。また、補助金制度が活用できる時期であれば、買い替えによって経済的負担を軽減できる可能性もあります。
自分でできる簡易診断と対処方法

エコキュートに異常が起きたからといって、すぐに業者を呼ばなければならないわけではありません。まずはご自身でできる範囲の簡易診断や応急対応を試すことで、状況を正確に把握したり、軽微なトラブルであれば解決できたりする可能性があります。
ただし、無理な対応はかえって故障を悪化させる原因にもなりかねないため、やって良いこと・やってはいけないことの判断が大切です。ここでは、自力で確認・対応できる具体的な方法を5つ紹介します。
エラーコードの確認と取扱説明書の照合
エコキュートに不具合が生じた際、リモコンに「C21」や「H15」などのエラーコードが表示されることがあります。これらは機器が自動的に異常を検知し、ユーザーに知らせるための表示です。まずは取扱説明書やメーカー公式サイトに記載されているエラーコード一覧と照らし合わせて、表示されたコードの意味を確認しましょう。
たとえば、「C21」は給水エラー、「H14」はファンモーターの異常など、原因が明確に示されていることが多いです。中には自分で対応できる軽微なトラブルもあるため、内容を把握するだけでも大きな手がかりになります。
ブレーカー・漏電遮断器の確認
リモコンの画面が真っ暗になっていたり、本体がまったく反応しない場合、まず最初に確認すべきなのが分電盤のブレーカーと漏電遮断器です。落雷や一時的な電気的トラブルにより、安全装置としてブレーカーが落ちていることがあります。
分電盤を開けて「エコキュート」や「給湯器」とラベルの付いたブレーカーがOFFになっていないか確認し、落ちていた場合は一度OFF→ONに切り替えることで復旧することがあります。ただし、何度も落ちるようであれば内部の電気系統に異常がある可能性が高いため、無理に使い続けず業者へ相談してください。
本体のリセット・再起動操作
軽度の不具合や誤作動の場合、本体のリセット操作によって正常に戻るケースがあります。方法はメーカーや機種によって異なりますが、多くの場合はリモコンの主電源を切り、5〜10分程度待ってから再び電源を入れるという手順です。
完全に電源を落として再起動することで、内部プログラムのエラーが初期化され、一時的な不具合が解消されることがあります。パソコンやスマートフォンと同様に、再起動によって改善する例は意外と多いため、不調があるときはまず試してみる価値があります。
フィルターの目詰まりチェック
エコキュートの浴槽配管やタンクには、ゴミや髪の毛、水垢などがたまらないようにフィルターが設置されています。これらのフィルターが目詰まりを起こすと、お湯の出が悪くなったり、追い焚きがうまくいかなくなる原因になります。
点検方法は比較的簡単で、浴槽の吸込み口やタンク側面のカバーを開け、フィルターを取り外して中性洗剤とぬるま湯で優しく洗浄します。月に1回程度の清掃が推奨されており、トラブル予防だけでなく、機器の寿命を延ばすためにも非常に効果的です。
やってはいけない応急処置例
異常に気づいた際、焦って「とりあえず応急処置を」と思うかもしれませんが、誤った対応はかえって機器を壊す原因になります。たとえば、水漏れしている箇所に市販のテープを巻いてそのまま使用を続けたり、配管を力任せに外したりするのは非常に危険です。
また、エラーコードを無視してリセットを繰り返すと、重大な故障を見逃してしまうリスクもあります。エコキュートは高圧・高温の機器ですので、自己判断で分解や内部アクセスを行うのは厳禁です。基本的には「目視確認と設定の見直し」までにとどめ、不安がある場合はすぐに専門業者へ相談しましょう。
よくあるエコキュートの誤った使用方法

エコキュートは一見シンプルな操作で使えるように見えますが、誤った使い方をすると、内部の部品に余計な負荷がかかり、故障の原因となることがあります。多くのトラブルは、実はユーザーのちょっとした操作ミスや勘違いから起こっています。
ここでは、エコキュートで特に多い誤使用例を5つ紹介します。正しい使い方を知っておくことで、トラブルを未然に防ぎ、機器を長持ちさせることができます。
リモコン設定ミス
エコキュートのリモコンには、運転モード・沸き上げ設定・湯温調整など多くの機能がありますが、これらの設定を誤っていると、思わぬトラブルの原因になります。たとえば「沸き上げモード」が「少なめ」になっていたために、お湯が足りなくなる、「ふろ自動」がオフのままで追い焚きが作動しないといったケースがよく見られます。
また、リモコン操作時に反応が遅く、何度もボタンを押して誤作動を招いてしまうこともあります。リモコンの設定を見直すだけで問題が解決する場合もあるため、不具合を感じたときはまず設定内容を丁寧に確認しましょう。
入浴中や湯張り中に電源を切る
節電のつもりで、入浴中やお湯張り中にエコキュートの電源を切ってしまう人がいますが、これは避けるべき行為です。特に、ふろ自動や追い焚き運転中は内部でお湯の循環や温度制御が行われており、このタイミングで電源を切ると、ポンプやセンサーが異常動作を起こし、エラーコードの発生や最悪の場合故障の原因になることがあります。
また、タンク内の温度異常や水位の乱れにより、安全装置が作動することもあるため、運転中は電源を切らず、作業が完了してから操作するように心がけましょう。
凍結防止機能の誤解
冬場、節電を意識してエコキュートの電源を完全にオフにする人がいますが、これは非常に危険な行為です。エコキュートには凍結防止機能が備わっており、外気温が下がると自動的に配管内の水を循環させて凍結を防ぐ仕組みになっています。
しかし、電源を切ってしまうとこの機能が作動せず、配管内の水が凍結・膨張して破損するリスクが高まります。一度凍結すると配管交換などの高額修理が必要になるため、冬季は使用していない時間帯でも電源を切らず、設定温度を下げて待機させるのが賢明です。
長期不在時の設定ミス
旅行や帰省などで長期間家を空ける際に、エコキュートをそのまま放置したり、完全に電源を落としてしまう方がいますが、これも誤使用の一つです。電源オフによる凍結のリスクだけでなく、再稼働時にエラーが出ることもあります。
正しい対応としては「長期不在モード」や「沸き上げ休止機能」があればそれを活用し、外出前にふろ配管の洗浄を行うことも推奨されます。また、帰宅後は一度設定を確認し、正常に動作しているかをチェックしましょう。安易に電源を落とすのではなく、機器に負担のかからない管理が大切です。
給湯温度を極端に設定する
給湯温度を日によって大きく上下させたり、常に最高温度で運転していると、ヒートポンプや配管、混合弁などに過度な負荷がかかり、故障のリスクが高まります。高温設定が続くと内部部品の摩耗が進みやすくなり、温度センサーや混合弁の不具合、基板の誤作動を招くこともあります。
また、低温すぎる設定も雑菌(レジオネラ菌など)の繁殖を促す可能性があり、安全面でも推奨されません。季節や使用目的に合わせて適切な温度(40~43℃程度)に設定し、極端な変更は避けるようにしましょう。
日常の点検・メンテナンスで故障を予防する

エコキュートを長く快適に使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。高価な機器であるからこそ、日々のちょっとした点検を怠ると、思わぬトラブルや故障につながる恐れがあります。逆に、適切な管理を行っていれば、多くの不具合や経年劣化を防止でき、修理コストや買い替え時期を先延ばしにすることも可能です。
ここは、自分でできる簡単な点検方法から、専門業者による定期点検の重要性、自然災害に備えた対策まで、エコキュートを故障から守るための基本的なメンテナンス知識を紹介します。
フィルターの定期清掃
エコキュートには複数のフィルターが設置されており、水の吸い込み口や給湯経路に異物が入らないようにする役割を担っています。しかし、これらのフィルターにゴミや髪の毛、水垢が溜まると、湯張りが遅くなる、追い焚きがうまく作動しない、異音がするなどのトラブルを引き起こすことがあります。
フィルターは月に1回程度を目安に取り外して清掃し、目詰まりを防ぐようにしましょう。掃除は中性洗剤と柔らかいスポンジを使ってやさしく行い、完全に乾かしてから元に戻します。定期的に手入れするだけで、機器の負荷を減らし、寿命を延ばすことができます。
機器本体や配管周辺の異常チェック
屋外に設置されているエコキュートの本体や配管は、風雨や気温の変化にさらされており、劣化や損傷が起こりやすい箇所です。月に一度は目視で確認を行い、本体の表面にひび割れやサビがないか、配管の接続部に水漏れの跡がないかをチェックしましょう。
特に冬場は凍結による膨張で配管に亀裂が入るケースが多いため、注意が必要です。また、本体の設置場所に落ち葉やホコリが溜まっていると通気性が悪化し、動作不良を招くことがあります。定期的な掃除と異常の早期発見で、大きなトラブルを防ぐことが可能です。
年1回の専門業者による点検
どれだけ日常的な手入れをしていても、素人には判断できない内部部品の劣化や不具合が発生している可能性はあります。そのため、年に1回は専門の業者に依頼して点検を受けることをおすすめします。点検では、ヒートポンプの圧力や温度センサーの動作確認、基板の通電状況など、細かい項目までチェックしてもらえます。
特に10年を超えて使用している場合は、内部の消耗部品が一気に劣化する時期に入るため、より慎重な管理が必要です。点検費用は1万~2万円程度が相場ですが、重大な故障を未然に防げると考えれば、決して高い出費ではありません。
落雷・停電対策を行う
落雷や停電は、エコキュートにとって大きなリスクです。特に夏場の雷雨では、落雷による過電流が基板やリモコンを破損させる事例が多く報告されています。このような事態に備えて、分電盤にサージプロテクター(避雷器)を設置したり、使用しない時間帯にはリモコンのコンセントを抜いておくなどの対策が有効です。
また、停電時にエコキュートが停止した場合は、復電後にリセット操作が必要な場合があります。取扱説明書に記載されている「停電時の対応方法」を事前に確認し、万が一に備えた準備をしておくと安心です。
凍結対策の確認
寒冷地にお住まいの方や冬場の冷え込みが厳しい地域では、凍結による故障が毎年のように発生します。エコキュートには凍結防止機能が備わっていますが、電源が入っていなければその機能も作動しません。
冬季は絶対に電源を切らず、外気温が氷点下になる前に配管に保温材を巻いたり、露出している部分に断熱カバーを装着するなどの対策を取りましょう。また、メーカーによっては「凍結防止モード」や「自動循環機能」などが用意されている機種もあるため、機器ごとのマニュアルを事前に確認し、正しく使うことが重要です。
故障時の対応方法と修理の流れ

エコキュートが正常に動作しなくなった場合、慌てて業者に連絡する前にやるべきことがあります。故障の原因や状況によっては、すぐに修理を依頼しなくても済むケースや、保証の範囲内で無料対応してもらえる場合もあるためです。
ここでは、エコキュートに不具合が起きた際に、ユーザーがとるべき行動の順番や、メーカーや業者への連絡方法、修理費用の目安、買い替え判断の基準までを詳しく解説します。
まず確認すべきこと(保証・エラーコード)
エコキュートに異常が発生したら、まずリモコンに表示されているエラーコードを確認しましょう。エラー内容によっては、自分でリセットするだけで復旧する場合もあります。次に、本体の取扱説明書や保証書を取り出し、購入日や保証期間が切れていないか確認します。
多くのメーカーでは、タンクやヒートポンプなど主要部分に対して「5年〜10年」の保証が設定されていることがあり、期間内であれば無償で修理対応してもらえることがあります。保証対象外であっても、修理費用の一部が軽減されるケースもあるため、必ず保証内容は事前にチェックしておきましょう。
メーカー・販売店・施工業者どこに連絡?
エコキュートが故障した場合、最初に連絡すべき相手に迷う方も少なくありません。基本的には、購入先や設置工事を行った施工業者に連絡するのが最もスムーズです。すでにわからなくなっている場合は、エコキュート本体に貼付された「製造プレート」や「シリアル番号」を控えたうえで、メーカーのサポート窓口に直接連絡することも可能です。
多くのメーカーでは24時間対応のコールセンターやWeb受付が整っており、状況を伝えると修理対応の手配を進めてくれます。連絡の際は、「症状の内容」「発生したタイミング」「エラーコード」などを事前にまとめておくと対応がスムーズです。
修理費用の目安と保証範囲
エコキュートの修理費用は、故障部位や内容によって大きく異なります。軽度な修理(例えばリモコンの交換やセンサー不良)であれば1万円〜2万円程度で済むこともありますが、ヒートポンプや基板交換など大がかりな修理になると5万円〜10万円以上かかることも珍しくありません。
メーカー保証が残っている場合、対象部品であれば無償対応となることもありますが、「配管の凍結」や「誤操作による破損」など使用者側の過失と判断された場合は、保証対象外となります。修理の見積もりは事前に提示されるため、納得してから作業を依頼するようにしましょう。
買い替えが必要なケースと判断基準
修理を依頼すべきか、それとも新しいエコキュートに買い替えるべきか迷うケースもあります。判断のポイントは「使用年数」「修理費用」「不具合の頻度」です。一般的に、エコキュートの寿命は10〜15年とされています。もし故障時点で使用開始から10年以上経過しており、かつ修理費用が高額な場合は、部品の入手が困難になっている可能性も含めて、買い替えを検討した方が得策です。
また、修理しても繰り返し同じようなトラブルが起こる場合や、性能面に不満がある場合も買い替え時といえるでしょう。最新機種は省エネ性能が向上しており、長期的に見て経済的メリットも期待できます。
故障リスクを減らすための製品選びのポイント

エコキュートの寿命や故障率には、日常の使い方だけでなく、製品選びそのものが大きく影響します。耐久性に優れた製品を選ぶことで、トラブルの頻度を抑え、長く快適に使用できるだけでなく、修理や買い替えにかかるコストを抑えることにもつながります。
ここでは、初めてエコキュートを購入・交換する人に向けて、故障リスクを最小限に抑えるための賢い製品選びのポイントを紹介します。
信頼できるメーカーを選ぶ
エコキュートは国内外さまざまなメーカーから販売されていますが、信頼性やサポート体制に差があります。実績が豊富で長年ユーザーから支持されているメーカーを選ぶことで、製品の品質やアフターサービスに安心感が持てます。
たとえば、ダイキン、パナソニック、三菱電機、日立などは高い耐久性とサポート実績があり、部品供給体制や施工業者との連携も整っています。また、メーカーによって得意とする機能や仕様が異なるため、評判や口コミ、故障事例などもあわせてチェックすることで、後悔しない選択につながります。
アフターサポートの有無を確認する
製品の品質はもちろん重要ですが、万一のトラブルが発生した際に頼れるサポート体制が整っているかも重要なポイントです。購入前には、メーカーや販売店が提供する保証期間やその内容、故障時の問い合わせ窓口の対応時間、修理受付のスピードなどを確認しておきましょう。
また、一部のメーカーでは有償で延長保証サービスや定期点検サービスを提供しており、こうした制度を活用することで故障リスクを下げると同時に、いざという時の対応もスムーズに行えます。サポートの質が高ければ、使用年数が長くなっても安心して使い続けられます。
使用環境に適したスペックかを確認
エコキュートは、設置する地域や家庭の使用状況によって最適な機種が異なります。たとえば、寒冷地では凍結防止機能や低外気温でも安定運転ができるヒートポンプが必須となりますし、大家族ではより大容量のタンクが必要になります。
逆に、都市部の狭小地での設置であればコンパクトタイプや薄型タイプのほうが適している場合もあります。また、太陽光発電と併用する前提で深夜電力に対応したタイマー機能などがあるかどうかも要チェックです。自宅の環境やライフスタイルにマッチしたスペックを選ぶことで、無理な負荷を避け、故障のリスクを低減できます。
雷・凍結対策機能があるモデルを選ぶ
自然災害に強いモデルを選ぶことも、エコキュートの長寿命化に直結します。たとえば落雷による基板焼損を防ぐためのサージプロテクター内蔵モデルや、電圧変動への保護回路が強化された製品などが販売されています。
さらに、寒冷地向けには配管ヒーターや自動循環機能による凍結防止対策が施されたモデルもあり、冬場の不安を大きく減らしてくれます。地域特有の気象リスクに対応した機能があるかどうかを製品カタログや公式サイトで確認し、長く安心して使えるモデルを選ぶようにしましょう。
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まとめ

エコキュートは便利で省エネ性に優れた給湯設備ですが、長年使い続ける中でどうしても劣化や不具合が発生してしまうことがあります。この記事では、故障の主な原因から前兆サインの見分け方、壊れやすい部品やその症状、応急対応の手順、修理と買い替えの判断ポイント、そして製品選びや日常の点検方法まで、幅広く解説してきました。
エコキュートを長く安心して使い続けるには、普段の使い方やメンテナンスの意識が非常に重要です。異音やエラー表示、水漏れなどの小さなサインを見逃さず、早めに対応することが結果的に大きなトラブルを防ぐことにつながります。また、製品を選ぶ際には信頼できるメーカーや地域に合った機能を備えたモデルを選ぶことも、故障リスクを減らすうえで有効です。
もし、お使いのエコキュートが故障して交換をご検討でしたら水猿までご相談ください。水猿でしたら、エコキュートの交換も対応しております。「どんなモデルが良いのか分からない」「費用がいくらかかるの?」といったお悩みのからでも承ります。エコキュートのことなら水猿までお問い合わせください。
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