更新日:2025/10/23

エコキュートの自動配管洗浄とは?役割や自分で配管洗浄する方法を解説!

エコキュートの自動配管洗浄とは?役割や自分で配管洗浄する方法を解説!

エコキュートを利用していると、リモコンなどに「自動配管洗浄」や「ふろ配管クリーン」といった表示を目にすることがあります。しかし、その具体的な役割や、実際にどのような場面で作動する機能なのかを正確に理解している人は多くありません。特に「勝手に動いてびっくりした」「オフにしても大丈夫?」といった疑問を抱く人は少なくなく、機能の概要を知らないまま不安や誤解につながっているケースも見られます。

本記事では自動配管洗浄の役割・使用タイミング・手動洗浄との違い・使わなかった場合の影響までを整理しながら、判断材料となる情報をわかりやすく解説します。メリット・注意点の両方を客観的に提示することで、家庭環境や使用習慣に応じて「自分にとって必要な機能かどうか」を納得して判断できるようになりましょう。

エコキュートの「自動配管洗浄」とはどんな機能?

エコキュートの「自動配管洗浄」とは、入浴後に浴槽のお湯を排水したタイミングなどで自動的に作動し、ふろ配管の内部に残った湯水や汚れの原因となる成分を新しい水で洗い出すことで、配管内の衛生状態を日常的に保つための機能です。

エコキュートのふろ配管は、浴槽と本体を循環させて追い焚きや保温を行う経路であり、浴槽のお湯を抜いたあとでも一定量の残り湯が内部に滞留します。この残留水には皮脂・入浴剤・石鹸成分などの汚れが含まれており、放置すると雑菌が繁殖してぬめりや異臭につながる恐れがあります。

自動配管洗浄はこれを防ぐために、約数リットル〜十数リットルの水を循環させて軽くすすぐように洗浄し、衛生面のトラブルや臭いの発生を未然に抑える役割を果たしています。ただしこれは“軽めのセルフメンテナンス”にあたる機能であり、専用洗浄剤を用いた本格的なクリーニングとは別の位置づけになるため、正しく理解したうえで活用することが重要です。

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エコキュートの「自動配管洗浄」はいつ使えば良い?

エコキュートの自動配管洗浄は、こちらが手動で操作したり特別なボタンを押したりしなくても、基本的には入浴後に浴槽のお湯を排水したタイミングで自動的に作動するよう設計されています。多くのメーカーでは「浴槽の栓を抜いた」「水位が大きく下がった」といった変化をセンサーが検知すると、約数リットル〜十数リットルの水を循環させて配管内部をすすぎ洗いする仕組みになっています。

つまり「使うタイミングを自分で判断する機能」ではなく、「毎回の入浴のあとに勝手に作動する衛生補助機能」と理解するのが正確です。また、残り湯を洗濯に利用する家庭や、毎日は入浴しない家庭などでは自動配管洗浄が作動しないケースもあり、設定や給湯タイプ(フルオート/セミオート、機種ごとの仕様)によってタイミングが異なることもあります。

したがって、「いつ使えば良いか」ではなく「入浴後に使われるのが前提の安全機能」と捉えることが適切です。

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エコキュートの「自動配管洗浄」を使わないとどうなる?

エコキュートを使用する際に「自動配管洗浄」を長期間オフにしたまま放置してしまうと、見た目では判断できない“配管内部の衛生リスク”が静かに蓄積していきます。ここからは、自動配管洗浄を使わなかった場合に具体的にどのようなリスクが起こり得るのかを項目ごとに詳しく解説します。

配管内に残った残り湯が雑菌の温床になる

エコキュートの配管は、浴槽のお湯を抜いたあとでも内部に少量の水が残る構造になっています。この残り湯は40℃前後という細菌が繁殖しやすい温度帯であり、そこに皮脂や汗などの有機物が含まれていることで、数時間〜半日も経てば雑菌が急速に増殖します。

この雑菌が配管内部に蓄積していくと、次回お湯を張る際に臭いや濁りの原因となったり、追い焚き運転で浴槽内に汚れが再び戻される可能性もあります。見た目には分からないため「気づかないうちに水質が悪化している」という状況を招きやすく、自動配管洗浄を使用する意義はまさにここにあります。

皮脂汚れや入浴剤によるぬめり・バイオフィルムが発生しやすい

入浴後の配管内には皮脂・汗・シャンプーや石鹸成分、さらには入浴剤の残りなど、多様な汚れが混ざった成分が付着しています。これらが残り湯と一緒に配管内部に留まることで、「バイオフィルム」と呼ばれる粘着質の膜状汚れが発生しやすくなります。

バイオフィルムは水道水を流す程度の軽いすすぎでは落とせない高耐性の汚れであり、一度形成されると菌の繁殖場所や臭いの原因になります。特に入浴剤を日常的に使用する家庭や、家族全員が入浴した後にお湯を長時間放置している場合などは、このぬめりが加速度的に増えやすく、短期間で衛生劣化が進行してしまう要因になります。

お湯を張ったときに臭いや濁りが出る原因になることも

配管内部に雑菌やぬめりが蓄積した状態で新たにお湯を張ると、最初は透明で綺麗に見えるお湯でも、循環配管を通った瞬間に「生臭い」「ぬめっとした感触がある」「お湯が白く濁って見える」といった違和感として現れることがあります。

これは水道水の問題ではなく、明らかに配管内の汚れや菌が原因であり、悪化すると「浴槽のお湯全体が明らかに臭う」「入浴を控えたくなる」といった不快感につながる場合もあります。衛生トラブルは視覚・嗅覚・触覚など複数の感覚に影響し、家族からクレームが出て慌てて調べて初めて原因に気づくというケースも少なくありません。

小さな子どもや高齢者のいる家庭では衛生面で特に注意が必要

免疫力が弱い乳幼児・高齢者・アトピーなど皮膚トラブルのある人にとって、雑菌が混入したお湯は肌や健康に負担を与える可能性があります。衛生状態の悪化は見た目では判断できず、「透明に見えるのに菌が多い」という状況も実際にあり得ます。

特に乳幼児の沐浴・介護入浴・一番風呂を重要視する家庭では、配管内部の清潔さは「自分たちだけの問題」ではなく「健康管理の一部」として考えるべきポイントです。自動配管洗浄は、毎回の入浴後にこの初期リスクをリセットする役割を担っており、安心の最低ラインとして機能している点を理解しておくことが重要です。

汚れが固着すると手動洗浄でも落とせなくなるリスク

バイオフィルムや水垢が進行し配管内に強く固着すると、市販の洗浄剤を使っても浮かせられない状態になることがあります。汚れが進行してから配管洗浄を行っても、追い焚き工程で汚れを循環させても洗いきれず、「洗浄しても臭いが取れない」「何度やっても濁りが改善しない」という事態になりかねません。

このような状態になると、DIY的な手入れでは対応が難しくなり、業者による高圧洗浄や分解洗浄など、1〜3万円程度の追加費用が必要になるケースもあります。つまり放置すればするほど「手軽さ」から遠ざかってしまう点は重要なポイントです。

放置すると修理・配管交換が必要になる可能性もある

汚れの蓄積がさらに進むと、配管内で循環ポンプに負担がかかり、循環異常・温度異常・圧力異常といったエラーコードが表示されるケースも実際にあります。最悪の場合、配管の一部詰まりやセンサーの動作不良などで、修理や部品交換・配管交換といった大掛かりな対応が必要になる可能性もあります。

エコキュートの配管関連トラブルの中には「定期的な洗浄を怠っていた」「汚れを軽視していたことが直接原因」と判断されるケースもあり、その場合は保証対象外となって追加費用が全額自己負担になることもあります。衛生トラブルは「不快」では済まず、「余計な修理コスト」につながるリスクもあるのです。

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手動で配管洗浄をする方法

自動配管洗浄はあくまで日常的な「軽いすすぎ」に相当する機能であり、配管の内部に蓄積した古い皮脂や入浴剤によるぬめり、こびりつき汚れを根本的に除去するためには、定期的な「手動での本格洗浄」も必要です。ここでは家庭で行える手動洗浄の具体的な手順を、必要な準備から注意点まで順を追って解説します。

市販の「ふろ配管洗浄剤」または「エコキュート専用洗浄剤」を準備する

手動での配管洗浄を行う際は、必ず「追い焚き配管専用」または「エコキュート対応」と記載された洗浄剤を使用することが重要です。市販品で代表的なものには「ジャバ」「バブルーン」「ノーリツ専用洗浄剤」「リンナイ純正洗浄剤」などがありますが、通常の浴槽クリーナーやキッチン用洗剤などの“泡タイプ・強アルカリ・酸性クリーナー”は故障の原因になるため絶対に使用してはいけません。

洗浄剤には「風呂の残り湯に入れて追い焚きするタイプ」「水から循環させるタイプ」など種類があるため、説明書の指示に従って使い分ける必要があります。また、強力な洗浄剤であるほど“すすぎ不足時の再汚染リスク”も高いため、自動洗浄機能だけではなく「丁寧なすすぎが前提」だと認識して使用することが重要です。

浴槽にぬるめのお湯(約40℃)を適量ためる

洗浄を行う際は、まず浴槽に40℃前後のぬるめのお湯を、追い焚き配管の循環口(給湯口)が十分に浸かる水位までためます。多くのメーカーでは「浴槽の3分の1~半分程度」を目安としており、温度が高すぎても低すぎても洗浄剤の効果が弱まる場合があるため注意が必要です。

また、前回の入浴後に長時間放置された残り湯の場合は、衛生的観点から新しい水または新しいお湯を使用することが推奨されます。水量が少なすぎると配管全体に薬剤が行き届かず、逆に多すぎると洗浄力が薄まってしまうため「循環口全体が確実に浸かる深さ」の確保が重要です。

洗浄剤を投入し、追い焚き運転・湯はり運転を行う

適切な水位・温度が整ったら、洗浄剤を浴槽内に投入し、エコキュートの追い焚き機能を使用して配管内部に薬剤を循環させます。メーカーや洗浄剤の説明書によって「湯はり運転」「洗浄モード」など語句は異なりますが、基本的には「循環ポンプを回す操作」を行うイメージです。

この段階で汚れや皮脂成分が徐々に浮きはじめ、場合によっては「白いカス」「油膜」「細かな泡」などが浴槽内に現れることもあります。泡や汚れが多く出たからといって途中で止める必要はなく、規定時間が経過するまでしっかり配管内に薬剤を行き渡らせることが重要です。なおこの時点では浴槽内の湯はまだ排水してはいけません。

しばらく(30分程度)放置して洗浄成分を浸透させる

一次循環が完了した段階で、洗浄剤の成分を配管内部に浸透させるために、およそ15〜30分程度そのまま静置しておきます。この「浸透時間」の間に、皮脂や湯垢・入浴剤成分などの汚れが薬剤によって軟化され、配管壁から浮いて剥がれやすくなります。この工程を省略すると、表面だけの軽い洗浄で終わることになり、奥深く蓄積したバイオフィルムの除去には不十分になる可能性があります。

また、放置中に温度が下がりすぎてしまうと洗浄効果が低下する場合があるため、冬場や浴室が冷えやすい環境ではふたを閉める・暖房するなどして温度低下を防ぐのが理想的です。ここで焦って次の工程に進まないことが、効果を大きく左右します。

再度追い焚き・湯はり運転をして汚れを浮かせてから排水する

浸透時間の後、もう一度追い焚き運転を行い、配管内部に残った汚れをさらに浮かせて浴槽内に排出します。この段階では薬剤が汚れを分解しているため、最初の循環時よりも「湯の濁り」「カスのような汚れ」「粉っぽい浮遊物」などがはっきり目に見える場合があります。

ここで出てくる汚れの量は“配管の実際の汚れ具合”の目安にもなり、想定以上に多く浮いてくることも珍しくありません。十分に循環させて汚れを落としきったと判断できたタイミングで、はじめて浴槽の水をすべて排水します。この排水作業は「汚れを流し切るプロセス」にあたるため、中途半端にせずしっかりと排出することが大切です。

最後に「きれいな水」で再度配管をすすぎ洗いする

排水後、再度浴槽にきれいな水を適量ため、追い焚き運転を行って“すすぎ洗い”を実施します。これは洗浄剤や浮き上がった汚れが配管内に残らないようにする最終工程であり、この工程を怠ると「洗浄剤の成分ごと配管に残留し、臭い・変色・故障の原因になる」ケースがあります。

特に強力タイプの洗浄剤を使用した場合は、すすぎ工程の重要性が非常に高くなります。すすぎの水が透明で違和感がないことを確認し、必要に応じて2回以上繰り返すのが理想的です。この工程を経て初めて“本来の清潔な配管状態”に戻すことができるため、手動洗浄では最後のすすぎこそ最重要であると覚えておくと安心です。

まとめ

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エコキュートの自動配管洗浄は、単なる「便利機能」ではなく、日常的に見えない場所で発生する配管内部の衛生リスクを抑えるための“標準的な衛生維持機能”として設計されています。お湯を抜いたあとも配管には必ず少量の残り湯が残るため、これを放置すると雑菌やぬめりが増殖し、臭いや濁り、健康面への不安、さらには故障・修理費用の発生といったトラブルにつながる可能性があります。

一方で、自動配管洗浄を過信せず、半年~年1回程度の手動配管洗浄(洗浄剤を用いたクリーニング)を併用することで、より確実に清潔な状態を保つことが可能になります。家庭環境や入浴習慣に応じて機能を理解し、自分にとって「安心・快適・負担にならない」状態を保てる運用方法を選ぶことが大切です。

もし、エコキュートのトラブルでお困りでしたら水猿までご相談ください。水猿でしたら、エコキュートの交換・取り付けも見積もり・出張費無料で現場に駆け付けます。エコキュートのことで何かお困りのことがあればお気軽にお問い合わせください。

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