中郡二宮町の鍵交換・修理なら出張無料の鍵屋の鍵猿

今回、交換させていただいた製品は長沢製作所の「古代サムラッチ錠」となっております。
様々なタイプのサムラッチ錠（親指でトリガーを押してからでないと玄関扉の開閉ができないタイプ）があり、多少の加工が必要ではありますが、シリンダーはディンプルキータイプになっていて、セキュリティ面でも安心してご利用できる製品となっております。

今回のご依頼は玄関ノブの不具合による交換のご相談でした。
既存の部品はサムラッチ錠と呼ばれる縦向きのハンドルを握りこむ形で持ち、親指でノブの代わりのレバーを操作するタイプです。この親指で操作するレバーが経年劣化により壊れている状態です。

お客様のお話でもありましたが、かなり古いもので部品としては廃番となっているものでした。
このタイプではよくあることなので、他のメーカーの類似する物へ交換となるパターンが多い事をご案内させて頂き、いくつか見積をご提示しました。

今回は外観も装飾がある綺麗なデザインで、防犯性も高いディンプルキーの長澤製作所のサムラッチ錠へ交換となりました。
部品としては寸法・規格が異なるため、一部扉へ加工をし、追加金具などで補強を行いながらの取り替え作業となります。
表と裏面に関しては長澤製作所の専用の化粧プレートがついているため、写真のように日焼け後や元の部品の痕を隠すことができ、綺麗に取り付けができます。

たまたま待機場所から20分以内の住所だったので依頼を受けてから完了するまで30分以内でした。お客様も仕事に間に合いそうとの事だったのでとても喜んでおられました。
今回のトラブルは、ドアノブでよくあるトラブルでしたので、スムーズに作業できました。

ドアノブは見えるところにネジがない場合、ドアノブ自体にネジ山が切られています。時計回りに回して固定させていきます。

さっそくお伺いしますと、鍵が回りにくいので、お客様ご自身で大量のグリスを塗ったとのこと。
先ず、グリスを取り除き、その後入念にパーツクリーナーやカバクリーナーetc.で洗浄しました。

鍵が回りにくいということで潤滑油を注入する方が多数いらっしゃいますが、油は放置しておくと固まってしまうので余計に鍵が回りにくくなってしまいます。
下手すると洗浄では済まずに交換を余儀なくされていまいます。

戸建の引き違い扉の鍵ですが、経年劣化により不具合が起きていました。

外側ではなく室内側の錠本体の不具合でしたが、使用年数が20年以上経過していることから、本体錠交換のご案内をいたしました。

本体錠には鍵もついてますので、交換すれば鍵も変わります。

現在の錠前を外扉・室内扉ともに全て取り外します。

新しい錠前を取り付ける際に、扉の穴を少し広げる加工を行ってから取り付けました。

外扉と室内扉の位置の調整を入念に行い、無事に作業は終了いたしました。

交換前は、美和ロックのU9という刻みシリンダーがついています。

お客様よりギザギザした鍵は古くて不安なので、ディンプルキーにしてほしいとのことでしたので、いくつかご紹介させていただきました。

鍵の持ち手が丸く、しっかりしてて使いやすいWESTの916というディンプルキーをお選びいただきました。

交換作業は5分程度で終了いたしました。

最後に動作チェックを行い作業完了です。