足柄上郡中井町の鍵交換・修理なら出張無料の鍵屋の鍵猿

今回、シリンダーの交換で使った製品はTOSTEMの「Z-1A3-DHYD」となっております。
美和ロックがTOSTEM向けに製造しているDNシリンダーと呼ばれるタイプで、一般的にはPRシリンダーとして知られているものになります。
上下２箇所のシリンダー交換で、使用する子鍵はディンプルキーとなっており、セキュリティ面も高い製品となっております。

①サムターンにネジが２本付いており、それを緩めると室外側にあるシリンダーが外れるので、ネジを緩めて外していきます。
②錠ケースを丁寧に清掃します。
③新しく「Z-1A3-DHYD」を取り付けます。
④最後に動作の確認をしてもらい、作業完了です。

今回勝手口の扉で３箇所作業をしました。
まず１箇所目はシリンダーの交換です。シリンダー自体、美和ロックのディスクシリンダーというものが着いており、防犯性に乏しいものでしたので、WEST製のディンプルキーシリンダーへの交換。また、かんぬきのバネが弱っていたのでバネの交換もしました。

２箇所目はスライド窓の施錠をするサムターンが回らないとの事でしたので分解してみると、中のバネが錆びて折れてしまっていました。洗浄とバネの交換をすることで窓をロックできるように修理しました。

３箇所目は内側からのみ施錠できる補助錠の取り付けです。もともと、簡易的にロック出来るものがついておりましたが、そちらも長年の使用で故障してしまっていたので、美和ロック製の補助錠を取り付けさせていただきました。
こちらの補助錠は内側からのみサムターンで施錠できるもので、サムターンも取り外しができるものなので窓を割られても鍵を開けることができないような仕組みになっています。

今回玄関の扉についているシリンダーが外側のみ回りづらく、室内側は回ってくれるという状況でした。原因としては長年の使用により鍵穴の内部に砂やホコリが入ってしまい、内部の動作に影響を与え、鍵をさした時に動きが悪くなっている、というものになります。

玄関の扉ではこのようなことが起こることがしばしばあります。扉の向きや建物の立地によっても、故障しやすいかしづらいかが変わってきます。
施行としてはシリンダーと錠ケースという部品を取り外し、パーツクリーナーなどでの洗浄と、鍵のクリーナーの塗布を行いました。

現場にて確認すると、鍵はもともと所持しておらず、扉の間のバーが原因で開かないとのこと。
事前に聞いた情報が実際とは違っているというのは、たまにあることですので動揺はしません。
ドアを覗いてみるとどうやらガードロックがかかってしまっているようでした。ただ、気になることがひとつ。

というのも、このガードロックタイプの錠前は室内からでも室外からでも、鍵を45°施錠方向へ傾けないとガードロックがかからない仕様なのです。
ご説明すると、お客様も「ということは、室内に誰かいるってことだよね……？」と。そうなんです。鍵がもともとないのに、この錠前の鍵をかけるなら室内からとしか考えられません。
つまり室内に誰かがいるはず……？？

とにもかくにも、解錠することになりました。ドアスコープがあったので、そこから特殊工具で非破壊解錠ですが、なかなか時間がかかりました。
それから錠前の動作確認をしましたが、壊れている形跡もなく、どう考えても人が室内から施錠したとしか考えられませんでした。

トイレの鍵のほとんどは、ラッチやドアノブが固定される簡易的な鍵がほとんどです。

KAWAJUNの製品が使用されており、扉の中のラッチというパーツの不具合でした。

経年劣化のため、お取替えの必要がございました。

故障パーツのみの交換が可能です。

レバーハンドルなどはそのまま残し、ラッチのみお取替えさせていただきました。

お取替えして、不具合が解消されたのでやはり、ラッチの不具合で間違えございませんでした。

一部のパーツの交換の対応で、コストを抑えることができます。

ご訪問しヒアリングさせていただいたところ、中古マンションを購入されたそうですが、「前の入居者が使用していた鍵なので防犯上替えてほしい」とのことでした。

鍵はMIWAメーカーのU9というギザギザタイプの鍵がついていましたが、ディンプルキーをご所望されましたので、同メーカーのPRというディンプルキーをご紹介させていただきました。

複雑そうな鍵の見た目とメーカー的にも安心できるとの理由から、そちらを取付けさせていただくことになりました。

錠前は、MIWAメーカーのLAタイプです。

既存のシリンダーの取外しは、扉側面のフロントプレートを取外し櫛を取れば簡単に取外せます。

同じ要領で新しいシリンダーを取付ければ作業完了です。

お客様に動作確認をしていただき無事に終了しました。