レオパレス21の鍵を修理・交換・開錠するには?鍵の紛失や故障時の対処法
この記事でわかること
- レオパレス21の部屋の鍵が開けられないケースとは
- レオパレス21の鍵交換・修理は自分でやってもよい?
- レオパレス21の鍵の紛失や故障における正しい対処法
- レオパレスの鍵のトラブルは鍵屋でも対応可能な場合がある
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
レオパレスの物件に住んでいて鍵が開けられなくなったら、どうすればよいのでしょうか。レオパレスの管理センターに連絡すべきか、鍵屋に連絡すべきか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
本記事ではレオパレスの鍵を紛失、もしくは鍵が故障した場合の対処法としての交換や修理方法を解説しつつ、その際に気をつけるべきポイントなどについても触れていきます。
(※本記事に記載の各種サービスは2021年7月時点のものとなります。レオパレスによる各種サービス名や内容変更の可能性がございますので、必ずレオパレスの公式サイトの記載、ご契約書等をご確認下さい) |
鍵の紛失や故障に伴い、お急ぎで鍵を開けたいお客様は、鍵猿までお気軽にお電話ください。
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レオパレス21の部屋の鍵が開けられないケースとは
レオパレスの鍵が開かない状況において鍵交換や修理が必要になるのは、どういった場合か見ていきましょう。
大きく分けると「紛失」と「故障」がありますので、それぞれについて解説します。
鍵を紛失した
鍵のトラブルでよくあるのは外出中に鍵を失くしてしまうケースです。
また、部屋の中に鍵を置いたままロックしてしまい、開けられなくなることもあるでしょう。
このようなときに備え、スペアキーを作成しておくのがおすすめです。
レオパレスでは、各種シリンダーキーやカードキーが採用されており、オプナスのディンプルキー(メモリス)以外は合鍵の作成が可能となっています。
オプナスのディンプルキーとカードキーの複製に関しては管理センターに連絡しなくてはならないので、注意しましょう。
鍵を失くしてもスペアキーがあれば部屋に入れるので、問題は解決したように感じるかもしれません。
しかし、鍵を外部で失くした場合、部屋を特定されると侵入される恐れがあるので、防犯上は錠前の交換までするのが望ましいといえます。
入居時にもらった鍵を失くしてしまったときは、退去時に鍵代が紛失した本数分、請求されることも忘れないようにしましょう。また、外で鍵を紛失したのであれば、管理センターへ連絡する前に最寄りの交番や警察署に遺失物届を出しましょう。
鍵を失くさないよう普段から対策しておくことも大切です。
例えば、鍵にストラップや鈴をつけるなど、落としたときに気が付きやすくするようにしておきましょう。
鍵が故障している
鍵が故障して開かないようであれば、修理をしなくてはなりません。
故障のパターンはいろいろとあり、鍵の種類によっても対処法は変わります。 この段落ではレオパレスの鍵の故障で代表的なものを紹介します。
錠前の内部トラブル
長年使用していると、経年劣化により錠前の内部が故障することがあります。
経年劣化による故障は突然起きるものではなく、予兆があるので気を付けましょう。
鍵が上手く回らない、抜き差しがしづらいといった症状がでれば、できるだけ早い段階で管理センターに相談するべきです。
鍵は中の潤滑剤が切れると、引っかかりやすくなり抜き差しがスムーズにできなくなります。
しかし、だからといって鍵穴用ではない通常の潤滑油などを使うと、ホコリが内部に溜まってしまい症状がより悪化することにもなりかねません。
錠前の内部トラブルは自分で対応するよりも、専門知識のある鍵屋などに任せたほうが安全です。
鍵穴に何かが詰まっている
鍵穴は精密な構造になっているのでゴミやホコリなどが詰まってしまうと開かなくなる原因になります。
ゴミ詰まりが故障の原因であれば、掃除機やエアダスターなどで取り除く方法を試すのも効果的です。
鍵穴の掃除をしても効果がない場合は、管理センターや鍵屋に連絡して診て貰う方が良いでしょう。
異物が奥に詰められているケースは不審者や子どものいたずらであることが考えられます。イタズラと言いますが、異物が原因で鍵穴が故障した場合は器物損壊罪になります。
すぐに警察に通報して指示に従い、被害届を出してサポートセンターに連絡して下さい。
▼関連ページ奥で引っ掛かりを感じるような現象は、錠前の経年劣化でも発生します。鍵の耐用年数はおよそ10年が目安といわれています。
錠前の経年劣化を異物詰まりと勘違いし、鍵穴を針金などでかきまわすとシリンダー内部を傷つけてしまう可能性があるので、絶対にやらないようにしましょう。
鍵穴の中で針金が折れてしまうと、鍵穴ごと交換することになり、修理費用が高くなってしまいます。
カードキーが認識されない
レオパレスのカードキーが故障して開かなくなることも時折見受けられます。
見た目は特に異常が発生していなくても、磁気を使用したカードキーは磁気不良で使えなくなることがあります。
故障の原因としては、強い磁気を発するものの近くに置いたり、高温な環境で長時間放置したりなどが考えられるでしょう。その他にも、水に濡らす、汚れが付着するなども故障の原因のひとつです。
カードキーの調子が悪くなったとき、すべりをよくするためにカードキーの読み込み部分に潤滑剤や油をさす人がいますが、ホコリが付着し余計に反応が悪くなってしまいます。潤滑剤や油の使用は控えるようにしてください。
カードキーの読み込み部分のホコリを無理に落とすのもあまりおすすめできない方法です。カードキーの故障に専門的な知識がない人が対応するのは難しいと考えましょう。
一度磁気不良が起きてしまったカードキーは修復できないため、新しいものを用意するしかありません。
故障や破損を防ぐために、カードキーは専用のケースに入れる、他の磁気の影響を受けないようできるだけ単体で持ち歩くなど、普段から対策をするようにしておきましょう。
レオパレス21の鍵交換・修理は自分でやってもよい?
レオパレスの鍵が故障した際に、自分で修理したり、管理センターに確認を取らずに鍵屋に依頼したりする人もいるかもしれませんが、それは正しい行動なのでしょうか。
この段落ではレオパレスの鍵を交換・修理する際の注意点について解説します。
レオパレス21のサポートにまずは相談するのが原則
レオパレスの鍵が故障した場合、レオパレスの管理センターに連絡してサポートを受けるのが原則となっています。
自分で簡単に直せるような場合は連絡しなくても問題ないかもしれませんが、レオパレスは入居者自身での鍵交換は許可していません。
レオパレスは緊急時に備えて所轄の店舗で合鍵を用意しています。もし、勝手に鍵を交換してしまうと緊急時に鍵を開けたいときに対応が難しくなってしまいます。
▼関連ページ無償になるサービスも多い「入居者サポートシステムプラス」
レオパレスではもしものトラブルに備えて「入居者サポートシステムプラス」や「ライフサポートサービスプラス」といったプランが用意されています。
2年間分の料金を前払いする形で支払わなくてはなりませんが、これらのサービスに加入していれば鍵を失くしたり、盗難にあったりしたときの鍵交換や修理費用が基本的に無料になります。
※入居者サポートシステムプラスは2年間で18,975円(税込)。ライフサポートサービスはこれに火災保険費用を足したもので、家財の再調達価格によって価格が大きく変わります。こちらに表示されている新・入居者あんしん保険プレミアLでは、家財保険金額306万円のシミュレーションが18,000円となっています。ライフサポートサービスプラスはマンスリー契約の場合は30日間3,905円(税込)。
これらプラン頼りになる存在ではありますが、鍵の交換理由や状況によっては費用がかかってしまうことを覚えておきましょう。
例えば、インロックのような鍵の閉じ込めや鍵の置き忘れなど、「故意・過失によるもの」は適応範囲外とされています。
レオパレス21の鍵の紛失や故障における正しい対処法
レオパレスで鍵の紛失や故障が起きたとき、慌てて行動しないようにしましょう。
前述の通り、許可を得ずに鍵交換などをしてしまうと、緊急時に管理センターが対応できなくなる、と考えた方が良いです。
火災や水漏れなど、もし合鍵で入室できていれば被害が広がるのを防ぐことができた、といった事件・事故が起きてしまうと、損害賠償を請求される可能性もあります。
また、救急隊が入室できないなど、緊急時にあなたの命が危険に晒されるかもしれません。くれぐれも勝手に鍵交換はしないようにしましょう。
それでは鍵を紛失した時や鍵が故障した時は、どう対処すれば良いのでしょうか。
レオパレス21のサポートに連絡
鍵を紛失したり、鍵の不具合を発見した時はレオパレスの管理センター・サービスセンターに連絡しましょう。
管理センター・サポートセンターの営業時間は10時から18時30分までとなっています。
鍵の紛失や故障が発生したのがこの時間内であれば、すぐに連絡をしておくようにしましょう。
緊急時であれば18時30分以降も対応して貰えますので、とにかくサポートセンターの電話番号は控えておき、連絡をしてみましょう。
ライフサポートサービスプラスや入居者サポートシステムプラスに加入している場合は、水回りのトラブル、健康相談、鍵のトラブルに24時間対応して貰えます。
鍵のトラブルは緊急を要することが多いので、すぐに鍵屋へ開錠や修理の依頼をしたくなるかもしれません。
しかし、連絡無しに鍵を修理してしまうと、無償で対応して貰えたかもしれないことが自己負担になったり、のちのち面倒なことになる可能性が高い、と言えます。
レオパレスの管理センターに可能な限り、前もって連絡しておくのが望ましいでしょう。
サポートではすぐに解決できないとき鍵屋に連絡
夜間や緊急時、特に年末年始のような繁忙期はレオパレスのサポートが間に合わない場合もあります。
サポートシステム・ライフサポートサービスに加入していない場合、すぐに対応されないトラブルがあるかもしれせん。
鍵を開けて貰わないと二進も三進もいかないのに鍵屋を派遣して貰えない、といった場合は個人で鍵屋に連絡するしかありません。
この段落では鍵屋を呼んで解決する際の流れや注意点を解説します。
解錠を依頼する
鍵屋に連絡するときには紛失なのか、故障なのか、状況をわかりやすく説明しましょう。
現場に到着したあと、スタッフが状況を確認し見積もりを出します。料金に納得したうえで、作業を依頼するようにしてください。気になる点や疑問があれば質問するようにしましょう。
見積もりを行わず、いきなり作業にとりかかる業者には要注意です。後から高額な請求をされる可能性があるので、事前の見積もりは必ず行うことが大切です。
また、レオパレスの場合、作業の内容は解錠までにとどめておくのが基本です。
鍵屋によってはカードキーやディンプルキーへの対応が難しかったりしますので、電話で問い合わせる際に必ずレオパレス物件の鍵であることと、鍵のメーカー(MIWA、SHOWA、オプナスなど)や鍵の種類(ギザ鍵、ディンプルキー、カードキー)を伝えるようにして下さい。
鍵作成が必要な場合は、ほとんどの鍵屋で鍵がなくても合鍵を作れますので、必要に応じてスペアキーを作製するしておくと良いです。
ただ、ディンプルキーは鍵穴からの作製が困難だったり、専用機械がないと合鍵作製できないことが多いので、対応しているか事前に確認して下さい。
また、カードキーは鍵屋では複製できません。カードキーはサポートセンターに連絡を入れ、メーカーに追加発行してもらう必要があります。
鍵の修理はしても交換は基本的にしない
レオパレスという管理会社の許可なく鍵の交換を行うと、ほとんどの場合トラブルへと発展します。
鍵穴の詰まりや、潤滑剤不足で開けられないときなど、鍵穴の形状が変わらないような修理であれば鍵屋に依頼してもよいでしょう。
状況にもよりますので、どういった対処がふさわしいか、鍵屋とよく相談したうえで決めるようにしてください。
管理センターに事後連絡
鍵屋の対応が終わったら、たとえ事後であっても管理センターに連絡しましょう。
レオパレスは賃貸物件ですので、修理をしたのであればどんな修理をしたのかなど、管理センターに報告しておく義務があります。
鍵を紛失している場合は鍵の交換が必要になることもありますし、外で紛失したのであれば遺失届を出しましょう。
鍵穴へのいたずらで故障したり修理が必要な場合は警察に通報して、被害届を出したら管理センターに必ず連絡して下さい。もし保険会社に連絡が必要な場合は、受理番号などを控えておきましょう。
レオパレスの鍵のトラブルは鍵屋でも対応可能な場合がある
レオパレスの鍵の紛失や故障は、管理センターに連絡して対応してもらうのがベストです。
しかし、夜間や緊急時はサポートを待てないこともありますし、サポートシステムやライフサポートサービスに入っていない場合は費用が高額になる、という懸念もあるでしょう。
そのようなときは鍵屋の出番となります。
レオパレスの鍵に関するトラブルであっても、適切で速やかなサービスを提供することが可能です。
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