鍵屋鍵猿鍵トラブルトピックトラブル玄関の鍵が壊れた!?鍵の不具合を自分で修理して直す方法!交換費用は?

更新日:2023/11/30

玄関の鍵が壊れた!?鍵の不具合を自分で修理して直す方法!交換費用は?

玄関の鍵が壊れた!?鍵の不具合を自分で修理して直す方法!交換費用は?

この記事でわかること

・玄関鍵の良く起こるトラブルとその対処方法
・鍵交換についての注意事項
・鍵交換を業者に依頼した時の費用

記事監修者

田口季良(たぐちのりよし)
田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。

ある日突然、自宅の玄関のドアが開かなくなった――そんな鍵のトラブルに遭遇したことはありませんか?開かない、とまではいかなくても鍵が少し固い、スムーズに回らない、鍵がささりにくい、或いは抜けにくい、といったトラブルを抱えておられる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、これら鍵の「お困りごと」は大きな事故の前兆であったりするのです。

ある日突然、というのは決して他人事ではなく、明日にでも起こるかもしれないことです。今回は、ある日突然鍵が日常生活に支障をきたすような問題を起こすまえに、知っておくと助かる鍵トラブルの原因や解決方法、修理・交換費用などの情報をご紹介します。

闇雲に対処したのでは根本的な解決にはなりませんし、間違った対処をしてしまうと余計な費用がかかることもあります。是非、この記事から正しい情報をインプットしていって下さい。

なお、鍵交換を検討されている方は、一度鍵屋に相談することをおすすめします。鍵猿をはじめ、業者の中には出張費と見積りが無料の業者が多いです。自分で何とかする前に、無料相談するのも一つです。値段や防犯面のことも相談できるのでおすすめです。

鍵の交換のことならお電話下さい。電話番号:0120-669-110番。

目次

玄関鍵によくある不具合と自分で鍵を修理する対処方法

鍵の不具合の原因と対処方法

まずは我々鍵屋もよく遭遇する鍵トラブルの症状とその原因、そして適切な対処方法とやってはいけないNG行動を見ていきましょう。一概に「鍵トラブル」といっても、症状は様々です。そして症状によって原因も対処方法も異なります。

鍵が回らない

鍵が回らない

鍵を鍵穴の奥まで差し込んだのにうまく回らないとき、考えられる原因は次の4つになります。

ドアの建て付けが悪い

ストライク(受座)は、ドアの側面から飛び出すラッチボルト(ドアとドア枠を仮締めする金具)やデッドボルト(ドアとドア枠を本締めする金具)をドア枠側で受け止める金具になりますが、ドアの建て付けが悪いと、デッドボルトなどがストライクと干渉してしまい、鍵を挿し込むことはできているのに回らない、ということが起こります。

建て付けは玄関ドアの経年劣化で傾いたり歪んだりすることも多々ありますが、日本の場合は地震も歪みを作る要因になります。

このようにストライクの位置がずれてきている場合は、ビスを少し緩めて動かしてみましょう

建付けが悪い

ドアの側面から出ているラッチボルトや、デッドボルトの位置にちょうど合うようにストライクの位置を調整しネジを締め直します。引き戸の場合は、戸車の高さを調整してみて下さい。

調整ができたら、鍵穴側、サムターン側双方から動作テストをしてみて下さい。

ストライクの位置を調整しても鍵の動きが悪い場合は、シリンダーか錠ケースに問題があることになります。鍵穴にキーを入れて回しても鍵が正常に動かない場合はシリンダーに問題がある可能性が高いです。

サムターンを回した時に動作がおかしい場合は、錠ケース側に問題が生じている可能性が高くなります。
状態によっては部品交換となるため、やり方がわからず自分での修理が難しい場合は鍵屋にご相談ください。

使っている子鍵の不具合(変形など)

もしスペアキーかオリジナルキーをお持ちでしたら差し込んで回してみてください。未使用のスペアキー(予備の鍵)で違和感なく施解錠できるのであれば、いつも利用していた鍵(子鍵、キー)の方に問題がある可能性が高いです。鍵も経年劣化で形が変わりますので、摩耗などで変形してしまい、鍵穴で「正しい鍵」だと認識されていない、という可能性があります。

単なるホコリの蓄積や汚れの付着が原因なら良いのですが、子鍵が明らかに壊れている(歪んでいる/欠けている/摩耗している)といったことも考えられます。スペアキーのみご使用いただくか、新しい鍵を作製して貰いましょう。

鍵穴に異物が詰まっている

家の玄関の鍵穴は外に面しているものなので、どうしてもゴミや埃・砂などが鍵穴に入ってしまいます。また鍵に付着した汚れが、鍵を挿入する度に中に入り蓄積されていきます。

知らず知らずのうちに、ゴミや埃などの異物が詰まることによって、鍵が回らない、といった症状が出ることもあります。

物が詰まっている場合は掃除機エアダスターで中のゴミや埃を取り除きます。子鍵自体にも汚れが付着している場合がありますので、柔らかい布や古い歯ブラシなどで丁寧に落としましょう。

鍵穴に入り込んだ異物がもし簡単に取り除けそうであれば、ラジオペンチを使ってゆっくりと引き抜きます。固くて引っ掛かるような場合は、無理に引き抜くと鍵穴が故障する可能性がありますので、プロの鍵屋にお任せください。

やってはいけないNG行動

これは鍵が回らないときだけでなく、下記のささらない・抜けないときにも共通するのですが、スムーズに動かないからといって子鍵を強引に回したりしてしまうと、鍵が途中で折れてしまう場合があります。

スムーズに動かないということは、何か原因があるということですから、それを無視して強引に動かすと壊れてしまいます。最悪の場合は鍵穴の形状が変わってしまい、シリンダーごと取り換えという羽目に。

最初から鍵屋に依頼した方が安価で済んだ、と後悔することになるので、強引に鍵を動かさず、正しい対処方法を試してみてください。

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鍵が差さらない・抜けない

鍵がささらない・抜けない

鍵を差し込もうとしても途中で引っかかる、詰まった感覚があって奥までいかないといった症状と、その逆で中に入れた鍵が途中でひっかかるなどして抜けない、または抜けにくいという現象ですが、考えられる原因は次の4つです。

間違った鍵を差しこんでいる

その鍵穴用ではない、間違った鍵を差し込んでいる可能性があります。似た形状の鍵もたくさんあるので、間違えていないかどうか、確認してみて下さい。引き抜くときは、ゆっくりと慎重にしないと鍵穴の中を傷つけてしまう可能性があります。

鍵をちゃんと引き抜けた場合は、よく確認して正しい鍵を差し直してみてください。違う鍵を差し込んだときに強引に差してしまった場合、鍵が変形してしまっている可能性もありますし、鍵穴に傷が付いていることもあります。

正しい鍵が差せないとなると、自力でなんとかできるものではないので鍵屋を呼びましょう。

間違った鍵を差し込んでいる

また、スペアキー(合鍵)を使用されている場合、鍵が抜けなくなることがあります。スペアキーはオリジナルキー(元となる本鍵)をコピーしている為、微小な凹凸が異なることも多く、鍵穴内で引っかかってしまうことがあります。

スペアキーかどうかは鍵の表面に刻まれたロゴで見分けることができます。オリジナルキーには「MIWA(美和ロック)」「TOSTEM(トステム)」「KABA(カバ)」「GOAL(ゴール)」など鍵メーカーのロゴが刻印されています。

合鍵に刻印されている「GTS」や「GSS」について

一方、複製されたスペアキーには「GTS(H760やH248)」や「GSS」など、合鍵の元である「ブランクキー」のブランド名が刻印されていることが多いです。鍵に刻まれたロゴと鍵穴側のロゴが同じならオリジナルキーということになります。

ブランクキーから作られた合鍵

鍵が曲がっている

老朽化による変形や、普段から鍵に力や荷重がかかることにより鍵自体が曲がってしまったことで、抜き差しが難しくなったりもします。

曲がった鍵

違う鍵を差してしまった場合と同じく、鍵穴の中で曲がっている部分がタンブラーに引っ掛かっている可能性があります。鍵穴の中の部品が破損しないように、小刻みに震わせながらゆっくりと引き抜いていきます。引き抜けたら、曲がった鍵は使わないようにし、新しく鍵を作り直してください。

曲がってしまった鍵は、自分の力で元に戻しても一見まっすぐに戻せたように見えるだけで、わずかな歪みが残っており、後々鍵穴から抜けなくなってしまいます。鍵穴を傷つけることにもなるので、必ず新しい鍵を作製して貰いましょう。

なぜ鍵が曲がったのか原因を考えることも大切です。例えば鍵をお尻のポケットに入れていると、座ったときに徐々に変形していく可能性があります。新しい鍵を作製しても、またお尻のポケットに入れてしまうと同じことが起きますので、原因に心当たりがある場合は気を付けましょう。

鍵穴に異物が詰まっている

ゴミや埃が詰まるだけではなく、いたずらでガムや木の枝などが詰められていることもあります。

まず掃除機やエアダスターで鍵穴の中の異物を取り除いてください。掃除機やエアダスターで取れないガムなどは鍵穴の分解と洗浄が必要になります。

自力でシリンダー分解洗浄をする際は、後で組み直しができるよう、各部品を紛失しないように注意して下さい。分解方法や洗浄剤に詳しくない人は鍵屋を呼びましょう。

潤滑剤が枯渇しかけている

鍵の滑りをよくするために鍵穴内には専用の潤滑剤が使用されているのですが、これが経年で枯れてきてしまうと、スムーズに動作しなくなります。

潤滑剤が不足して鍵の回りが悪い場合は、鍵穴の中をエアダスターなどでキレイに掃除したあと「鍵穴専用」の潤滑剤を入れましょう。もし鍵穴専用潤滑剤がない場合、鉛筆の芯が代わりになります。

鉛筆の芯には黒鉛が含まれており、滑りを良くする効果があるので、鍵の切込み部分や溝に塗って何度か抜き差しをすることにより、鍵がスムーズに回る可能性があります。

KURE 5-56(クレ5-56)など鍵穴専用ではない機械用潤滑油を入れてしまうと、埃などの異物が付着しやすくなり、鍵穴の中が詰まりやすくなってしまいます。

こうなってしまうと、シリンダーを分解して細部まで洗浄する必要があり、一般の方がやると元に戻せなくなるおそれもあるので、鍵屋に依頼することをおすすめします。

やってはいけないNG行動

強引に抜けないものを抜こうとしたり、差せないものを差し込もうとしたりしないようにして下さい。子鍵が鍵穴から抜けなくなる、全く動かなくなる、という最悪の状態になってまいます。

また、子鍵の滑りを良くするために鍵穴専用以外の潤滑剤を使ったりする以上に、避けて頂きたいのが針金や爪楊枝の使用です。抜けなくなった鍵を引き出すのに針金などを使用してもあまり意味はありません

角度がついた状態で力を加えたり、中の部品に引っ掛かった場合、針金や爪楊枝が鍵穴の中で折れてしまうこともあります。鍵穴の中で折れてしまったら、シリンダーごと交換ということになりかねないので、ご注意ください。

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鍵が空回りする

鍵が空回りする

鍵を差し込んで回しても閂が動かないため、開けることも閉めることもできず、ただクルクルと空回りする、という症状です。

空回りには3種類の原因があり、これを特定するためにやってみるべきテストがあります。まず、室内外どちらから操作した時に不具合が起こるかを試します。

外側から操作したときに空回りするのならシリンダー、内側から操作したときだけなら錠ケースの故障が疑われます。また、扉を開けた状態なら開け閉めできる、ということであれば、ストライクがデッドボルトと干渉している可能性が高いです。

デッドボルト、カムの故障

デッドボルトとは、ドアの側面から突出する閂で、ドアとドア枠を本締めにより固定する金具です。そしてこの閂の動きを制御しているのが、カムと呼ばれるシリンダー後部に配置されているテイルパーツです。

カムはシリンダーの回転動力を閂に伝える役目を持つため、カムそのものや周辺の部品が故障していると、いくら鍵を回しても閂は動かない、ということになります。

また、カムに異常がなくても、デッドボルトが収められている錠ケース内のパーツに何らかの問題があると、やはりシリンダーの動力がデッドボルトに伝わらずに鍵が空転することになります。

カムの状態はシリンダーを分解して確かめます。ただ、カムに問題があってもカムだけを修理するのが難しい場合、シリンダーごと交換ということになります。

カムに問題がなければ、錠ケースの問題が疑われます。こちらも錠ケースを調べますが、錠ケース内の部品は個別の購入ができないため、異常ありと判断された場合はケースごとの交換になります。デッドボルト、カムの故障が疑われる場合は、鍵屋にご依頼ください。

鍵の先端部分が摩耗している

美和ロックディスクシリンダーにはシリンダー後方にカムがありません。その代わり、シリンダーにさしこむ鍵そのものがカムの役割をするようになっていて、鍵の先端部分がデッドボルトを動かします。しかし、この仕様ですと長期間鍵を使用することによって鍵の先端部分が擦り減り、鍵穴に差し込んで回しても空回りしてしまいます。

鍵は少し形が違っただけでも開かなくなるので、先端が摩耗してきたら鍵番号が書かれているオリジナルキーをもとに鍵屋でスペアキーを作製してください。

ネジが緩んでいる

シリンダーはサムターンの方からネジで固定されているのですが、そのネジが緩んでしまうとシリンダーのお尻側が錠ケースから離れてしまい、空回りしてしまいます。

このネジが緩んでいるだけの場合は、プラスドライバーを使って締め直すことで正常に動作する場合があります。

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鍵が折れた

鍵が折れた

子鍵が折れてしまう、というトラブルは、恐らくギザ鍵特有の問題であって、ディンプルキーなどでは折れることがまずないと思いますが、鍵穴の中と外、どちらでも起こり得てしまうトラブルです。
鍵穴の外であれば長年蓄積してきた金属疲労の結果だったりしますが、鍵穴の中で折れるのはやはり、余計な負荷をかけたためであることが殆どでしょう。

回りにくいから無理矢理回した

特にシリンダー内での事故は、動きの固いシリンダーの持ち手を無理矢理回そうとしたり、子鍵を引っこ抜いたりしようとしたときに起こります。子鍵本体の経年劣化、真鋳の合鍵使用といった要素も、折れる原因になり得ます。

鍵穴の中で折れてしまったが、子鍵の一部がまだ入口あたりに見える場合は、ラジペン等を使って折れた鍵を掴み、小刻みに揺らしながら取り出します。

折れた鍵はラジペンで抜ける……?

取り出そうとしても鍵の破片がなかなか動かない場合は、力を加えた時に鍵穴に傷が付く可能性が高いですし、逆に奥に押し込んでしまうこともありますから、鍵屋を呼びましょう。

鍵穴に傷をつけてしまったらシリンダーごと交換が必要になり費用が増してしまいます。そうならないためにも、ひどくなる前に鍵屋に依頼してください。

尻ポケットなど負荷のかかるところに入れている

鍵穴の外で子鍵が折れた場合は、自分が普段からどういったところで鍵を管理しているのか、見直す必要があるかもしれません。特に男性で、パンツの尻ポケットなど負荷がかかるところに入れて持ち歩いている方は、子鍵を入れるポケットを変えるなどしてみましょう。

鍵穴の外で折れた分に関しては合鍵を作れば、何も問題はありません。劣化や何らかの力が加わって鍵が折れた場合は、オリジナルキーをもとに合鍵屋で鍵を作る事で解決します。

合鍵の作成

もし折れた鍵が最後の1本であった場合は、鍵穴から鍵が作れる鍵専門業者である鍵屋に依頼してスペアキーを作成して貰いましょう。これを機に防犯性が上がるシリンダーに交換、という手もあります。

URシリンダーの子鍵

U9とURの子鍵

ギザ鍵の中には特に折れやすいことで有名な子鍵があります。それが美和ロックのURシリンダー(※既に廃番)の子鍵です。

このシリンダーはU9と同じなのですが、子鍵のギザギザが左右対称になっていて、リバーシブルで使えるのが特徴です。ただ、ギザギザが左右対称になると、必然的に細い部分というのができてしまい、そこに負荷がかかるとすぐに折れてしまうのです。

URシリンダーは特に防犯性能でも問題のない優秀なシリンダーですが、子鍵が折れてしまったのをきっかけに、交換される方も多いです。

鍵穴の中にある折れた破片は接着剤で抜き取れない

鍵の先端が鍵穴の中に入った状態で折れてしまった場合、基本的に鍵屋を呼んでいただきたいのですが、残った破片を取り出すために接着剤を使う方がおられます。

確かに、うまくいけば引き抜く事はできるかもしれませんが、鍵穴の中に接着剤が垂れてしまうと、シリンダー内のバネやピンなどが接着剤で固まって動かなくなり、最悪シリンダー交換ということになります。絶対に使わないようにして下さい

鍵屋なら様々な工具や技術を駆使して取り出すことができますし、鍵開けの費用の方がシリンダー交換よりコスト的にもお得です。

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【動画】プロが教える!鍵のメンテナンス

鍵穴にイタズラされた場合の修理・対処法

鍵穴にイタズラされた場合はまず警察に連絡を

鍵穴にガムや接着剤などを入れられていたときは、警察に110番しましょう。大げさだと思われる方もいるかもしれませんが、残念ながら現代の日本ではこれがベストな対応方法になります。

もし普段から身を隠す必要があり、目立った行動をしたくない場合は、最寄りの交番で器物損壊の被害届を出すなどし、とにかく事件現場に来て貰いましょう。

子供の仕業とは限りませんし、ただのイタズラではないこともあります。110番など警察に連絡した後は、現場をできるだけ保存して家の外で待機して下さい。

接着剤が入ってしまったシリンダーは、殆どの場合、修理不可能です。
多くのケースでシリンダー内に入り込んだ接着剤は硬化しないまま内部に行き渡り、バネなど鍵の稼働に必要な部品が影響を受けてしまいます。

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自力で直せない場合は鍵のプロに依頼

トラブルの原因ごとに修理方法と対処方法をご紹介しましたが、それでも改善されないということもあるでしょう。そういった場合は、プロの判断に任せていただけると安心です。

また、自前の鍵の修理方法・直し方では直らない経年劣化による故障も多いのが鍵の厄介なところです。その場合は、故障しているシリンダーや錠前を交換する必要があります。

もし10~15年ほど使用されているのであれば、鍵(特にシリンダー)の寿命の可能性が高いので、鍵交換をお選び頂くと良いでしょう。場合によっては錠前ごと交換が必要になることもありますので、一度鍵屋にお問い合わせください。

>>鍵猿の鍵修理サービス

修理・交換に至るまでにやりがちなこと

我々鍵屋が修理依頼をお受けしたときによく聞くのが「最近鍵が固くて回りづらかったが、だましだまし使っていた。遂に回らなくなったので修理して欲しい」というような、「限界まで我慢していた」ことを表す言葉です。

しかし、鍵に関しては限界まで我慢して使って良いことは殆どありません。
例えば、回らなくなるまで使うと、最悪の場合、鍵開けと鍵交換のための費用が必要になります。

鍵の修理や交換に至るまでに、やってしまいそうだができれば避けて欲しい動向が下の2点です。

鍵を紛失したのに交換しない

鍵トラブルのひとつに「紛失」があります。防犯面から見て、鍵を紛失した場合は開錠と交換をセットで行うべきです。しかし、普段使っていた鍵を紛失したけどスペアキーを持っているからこのままでいい、新しく鍵の作成を依頼すればそれでOK、と考える方も多くおられます。

鍵を紛失したということは、どこかに落とした/置き忘れてきたということだけではなくて、盗まれた可能性もありますし、誰かに拾われているとしても、拾った人が100%善人とは限りません。

交番などに届けてくれた人がいたとしても、届け出るまでにスペアを作っているかもしれないうえ、実際に合鍵を使った犯罪は増えています。

鍵を紛失したら必ずシリンダー交換までしておくことを強くおすすめします。

動きに違和感があるのに放置している

普段生活していたら何らかの違和感に気付くことがあります。例えば、鍵を差し込んで回す際に少し硬くなってきたとか、鍵を引き抜くときに引っかかる感じがある、ドアレバーがなかなか元の位置に戻らないなど、些細なことでも違和感があるということは、トラブルの前兆である可能性が高いです。

使えないわけではないから、これぐらいだったら大丈夫!とそのまま放置していたら、あとで重大なトラブルに発展することもあります。 何か気付くことがあったら何が原因なのか突き止める、ということが大事です。

賃貸住宅の鍵修理や鍵交換はやっていい?

賃貸の鍵交換は?

アパートやマンションなど賃貸住宅にお住いの場合、鍵のトラブルが起こった際には誰が修理をして誰が費用を負担するのか、といったポイントに気を付けなければいけません。

鍵を交換する際に管理会社へ連絡が必要

持ち家であれば基本的に自由に鍵交換をしても問題はありません。
(※分譲マンションでもセキュリティシステムをマンション全体で契約しているところや、管理規約で各戸の錠前が専有部分ではなく、共用部分であると規定されているところもあります。お住まいのマンションの規約などを必ずご確認下さい)
しかし賃貸住宅になるとそうはいきません。必ず家主か管理会社に連絡をして、事情を説明したうえで許可を得なければいけません。

家や部屋を借りたとき、最初から付いているものは大家/管理会社の所有物に当たります。退去する際には受け取った時と同じ数の鍵を返却する必要があります。鍵を紛失したときも連絡が必要です。隠していたりすると後々、トラブルの原因になったりしますので、必ず大家と管理会社の意向を確認しましょう。

自己判断での鍵修理は余計な費用がかかることもある

経年劣化が原因で鍵が壊れたときは家主/管理会社の負担で鍵交換となることが多いです。ですが、自己判断で鍵を直そうとして分解したのに元に戻せなくなったり、錠前を油などで故障させてしまったり、ドアを傷つけるなどした場合は弁償になることもあります。

賃貸の場合はひとまず、家主と管理会社に相談してみることが大切です。管理会社によっては、特定の鍵屋と提携していることもあります。そのうえで、修理や交換の依頼先を借主に任せる、という回答がありましたら、鍵屋にご相談下さい。

鍵の修理費用や交換費用はどちらが負担する?

入居時の鍵交換に関しては一般的に借主負担となりますが、中には家主・管理会社に負担してもらえる場合もあるようです。ただ、鍵が壊れたとなると殆どの場合、借主負担になります。火災保険の契約内容によっては、鍵修理や交換の費用を補償してもらえる場合があるようです。ご契約内容を確認しておくことをおすすめします。

少しでも不安に感じたら鍵屋に依頼

鍵修理は鍵屋の鍵猿へ

ここまで鍵トラブルの症状・原因・対処法・やってはいけないこと、ご自分でできることなどを紹介してきました。自分で対処できたら、修理にかかる費用も安く抑えられます。

しかし、一般の方が修理するとなると、どうしてもうまくいかない、といったリスクは生じます。自分たちでやるには少し不安がある、ということであればぜひ鍵屋に依頼してください。

なかには、専用の部品が必要であったり、扉の調節が必要など、プロの業者でなければ修理が難しいトラブルがあります。最短で、適切な修理をするなら鍵屋に任せるという選択肢をおすすめします。

以下に鍵修理などにかかる費用相場をまとめてみましたので、参考にして下さい。

鍵修理の料金相場

鍵屋に修理を依頼した場合にかかる料金相場をご紹介します。
家の鍵、車の鍵、金庫の鍵、ロッカーの鍵、門扉やスーツケース等その他の鍵を含めて、鍵修理の費用相場は8,000円~18,000円

鍵交換の料金相場

鍵屋に交換を依頼した場合にかかる料金相場をご紹介します。

  • 家の鍵だけ交換する…20,000円~30,000円(部品代込み)
  • 鍵と錠前も交換する…30,000円~60,000円(部品代込み)
  • 金庫の鍵、その他の鍵…10,000円~ + 部品代
    ※鍵の種類によって部品代が異なるので価格には幅があります。

鍵修理の料金を見る

鍵修理は私たち「鍵屋の鍵猿」にお任せください

  • 現地までの出張費をいただく業者もありますが、私たちは一切いただきません。
  • お見積もり料も無料です。必ず作業前に適正価格でお見積りをご提示し、お客様がご納得をしていただいてからの作業となります。お見積もり後の追加料金は発生しませんのでご安心です。
  • 質の高いサービス内容と豊富な実績件数が物語っているように、どんなトラブルでも自慢のスタッフ達による技術で必ず解決いたします。
  • ご依頼をいただけましたら、コールセンターが窓口となり現場付近のスタッフにすぐに連絡を入れ、現地まで迅速にかけつけることができます。
    鍵のトラブル解決は、ぜひ鍵屋の「鍵猿」にご依頼下さい。

古い鍵は壊れる前に鍵修理・鍵交換

鍵というものは、家であったり、貴重品であったり、家族であったり、大切なものを守るものです。その鍵のトラブルとなればやはり誰しも焦りますし、早期に解決できないと困ってしまうことも多いでしょう。

だからこそトラブルが起こる前に定期的に鍵のメンテナンスや点検をし、違和感を覚えることが起こり始めたら放置せずに対処することが必要なのではないでしょうか。

鍵の寿命は10年~15年といわれています。使用頻度や使い方によってはもっと早く劣化してトラブルが起こってしまう場合もあります。

また、古い鍵を使い続けることには防犯上の懸念もあります。特に、不正解錠への対策が講じられていない時代の錠前は、ピッキングなどの簡単な不正解錠にも弱いため、未だにお使いの方々にはすぐにでも交換して頂きたいところです。

錠前が古いと、新しい防犯性の高い鍵は取り付けられないのではないか、と心配されるかもしれませんが、MIWAブランドを始め多くのメーカーが古いものと互換性のある商品展開をしています。

「鍵猿」ではどんな錠前を、どんな価格帯でご提供できるかなど、お客様のご要望を必ずお訊きして見積作成を致しますし、豊富な車載在庫から実物を見てお選び頂くことも可能です。鍵の交換や修理は、ぜひ鍵屋の「鍵猿」までお気軽にご相談下さい。

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