金庫の開け方を種類別に紹介!開かない時の対処法も解説
この記事でわかること
- 金庫(種類別)の開け方
- 金庫の鍵が開かない8つの原因と対処法
- 鍵屋はどのようにして金庫を開けるのか?
- 金庫の鍵開けを業者に依頼した方が良い場合
- 金庫の鍵開け業者を選ぶ方法と依頼の流れ
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
貴重品を保管するために金庫を使用している家庭は多いのではないでしょうか。
しかし、いざ開けようと思ったときに何らかの理由で金庫の鍵が開かなくなったときは、どうしたらよいかわからず困ってしまいます。
こちらの記事では、金庫を開ける方法を種類別に紹介すると共に、金庫の鍵が開かなくなったときに自分で開ける方法や依頼できる業者などについて紹介していきます。
なお、「とにかく急いで金庫を開けたい!」、「現時点で自分には開けるのが難しいと思っている」といった方は、鍵猿までお電話ください。
目次
金庫の開け方を種類別に紹介
金庫といってもさまざまなタイプがあります。金庫が開かないのは、もしかしたら開け方が間違っている可能性もございますので、まずは一般的な開け方についてご紹介します。
ダイヤル式金庫の開け方・合わせ方
ダイヤル(0~99の目盛付き)を左右に回す事で、番号を合わせて扉を空ける、最もスタンダードな小型金庫です
一般的に最も使用されているのがダイヤルのついた金庫です。
あらかじめ決められた暗証番号があり、使い方は丸いダイヤルを暗証番号の数字に合わせて左右にまわし開錠するというものです。ドラマやアニメなどでも出ることが多いので、金庫といえばこのダイヤル式を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ダイヤル式金庫は番号をダイヤルで合わせる際、正確に1つ1つの数字を合わせなければ開けられません。
ダイヤル式が開けられなくなる原因は番号を忘れた以外にも、経年劣化でダイヤル内部の部品が故障している、物を詰めこみ過ぎているなどがあります。
一般的なダイヤル式金庫の開け方をご紹介します。
ここでは例として「12-33-44-56」を設定番号だとします。
スタート位置はどこでも問題ありません。鍵を差し込んでダイヤルを下記手順で回しましょう。
①右回りに4回以上
まず1つ目の設定番号である「12」を右回り(時計回り)で4回以上通過して、最後に「12」の位置で止めます(4回以上回すことで直前に回した番号がリセットされます)。
②左回りに3回
2つ目の設定番号である「33」を左回り(反時計回り)で2回通過して、最後の回転で「33」の位置に止めます。
③右回りに2回
3つ目の設定番号である「44」を右回り(時計回り)で1回通過して、最後の回転で「44」の位置に止めます。
④左回りに1回
最後に左回り(反時計回り)で4つ目の設定番号である「56」の位置に持ってきます。
あとは鍵を回せば開けることができます。
※回しすぎた場合にそのままダイヤルを戻しても解錠できません。行き過ぎてしまったときは最初からやり直すことになりますので注意が必要です。
シリンダー錠式金庫の開け方
シリンダーキー(鍵)のみで解錠するタイプの金庫です。
家の玄関やロッカーの鍵として利用されることが多いシリンダー錠式は最も標準的な鍵のタイプで、鍵穴に鍵をさしこんで回し解錠します。
鍵があれば解錠できるのでわかりやすく、使い勝手が良いのもメリットです。
ダイヤル式と組み合わせられたダブルロックタイプもあります。
しかし、鍵そのものをなくしてしまうと開けられないので困ってしまいます。
また、シリンダー錠が劣化して開けられなくなることもありますが、無理やり開けようとすると鍵が折れてしまう場合もあるので注意が必要です。
鍵がまわらないときは金庫の扉を前から押して正常な位置に戻してから、再び鍵をさしこんで回るかどうかを確認するという方法を試してみましょう。それでも開かない場合は鍵が壊れている可能性もあるので、鍵屋に依頼することをおすすめします。
テンキー式・プッシュ式金庫の開け方
テンキーを操作して、暗証番号を入力する事でロックを解除する方式の金庫です。
数字やアルファベットの暗証番号をボタン入力で行うテンキー式は、同じく暗証番号を利用するダイヤル式と比較して簡単に解錠できるのが良いところです。
解錠する際に電池が必要なので、開けられないときはまず電池切れになっていないかをチェックしましょう。電池切れや消耗しているときはボタンを押しても反応がなかったり、画面やランプがつかなかったりします。
そのような状態になったときは、電池交換をすれば通常通り使用できるようになります。
他に解錠できない原因は暗証番号がリセットされている、入力ミスでロックされたなどです。
テンキー式は電池切れから一定時間以上経過すると、セキュリティのために自動で番号がリセットされる設定になっているものがあります。
また、数回番号の入力ミスをした場合も、既定時間経過するまでロックされる仕組みのタイプがあるので注意しましょう。
ロックされたときは既定時間が過ぎると自動的に解除されるので、それまで待たなければなりません。
一般的なテンキー式金庫を解錠する手順をご紹介します。
ここでは例として「6-7-8-9」が設定番号だとします。
①鍵を差す
鍵穴(シリンダー)に鍵を差し込みます
②ボタンの数字を「6」「7」「8」「9」と順に押す
設定した番号の通り、ボタンを順番に押していきます。
③鍵を回す
最後に差し込んでいた鍵を回します。
以上の手順で簡単に開けることができます。
マグネット式金庫の開け方
文字通り、磁石の特性を活かして開け閉めする方式の金庫で、金庫の錠前にマグネットキーを当てるだけで開けることができます。
マグネット式は磁石の棒のようなマグネットキーを挿しこんで解錠します。電池切れがなく、マグネットキーをさすだけという施錠方法なので、頻繁に金庫を開け閉めする場合に向いています。
ただし、マグネットキーの磁力が経年劣化すると開かなくなる点がデメリットです。
他にも、金庫が開けられなくなる原因として夏の高温やストーブなどの熱で磁力が落ちる点もあります。
生体認証式金庫の開け方
指紋や指の静脈紋様をスキャンして本人確認を行い、解錠するタイプの金庫です。
指紋や静脈・顔などを認証して解錠する生体認証式金庫もあります。
鍵が不要な点や生体認証なので不正開錠されにくい点などがメリットです。
しかし、デジタル製品なので不具合が起きやすいデメリットもあり、指先やパネルの汚れ、ケガや成長で指紋が変わった、手の水分や過剰な油分などが原因で認証されにくくなります。
金庫によりますが、指の温度が解錠と関係している場合も認証されないケースがあるので、事前に手を温めておく必要があるのが手間です。
登録者本人が「鍵」の役割をするので、本人が亡くなったり、事故・病気など自力で解錠ができなかったりすると開かずの状態になってしまいます。
生体認証式の金庫を利用する場合、万が一のことを考えて代理人登録ができるものを選択するとより安心です。
ICチップカード式金庫の開け方
ICチップが搭載されたカードキーで、施解錠する方式の金庫です。
ICチップカード式はあらかじめ登録したICチップカードを使用して解錠するものです。
スマートフォンで解錠するタイプや「Suica」などICカード対応タイプもあります。
解錠できる人を複数登録でき、スマートフォンで「誰がいつ金庫を解錠したか」の履歴が確認できるものもあるので非常に便利です。
開けられなくなる原因はICカードをなくした、カードが読み取れなくなったなどがありますが、ランプがつかなかったり、カードをかざしても反応しなかったりした場合は電池切れの可能性もあるので確認しましょう。
手提げ金庫の開け方
取っ手が付いてり、手に持って移動できる小型の金庫です。
金庫は家庭用の方が業務用より開けるのが容易で、サイズが小さい手提げ金庫となるとさらに解錠の難易度が下がります。
暗証番号が1つだけの安価な手提げ金庫であれば、番号がわからなくても容易に開けることができます。
手順としては、まずツマミ・レバーを解錠側に押しながら、ダイヤルを適当に回します。
続いて、ダイヤルが解錠する位置で止まるため、一旦ツマミ・レバーを離し、最後にダイヤル位置を調節してからツマミ・レバーを解錠側に押します。
特殊電子ロック金庫の開け方
ホテルの客室に設置してある暗証番号タイプの金庫です。
ホテルや旅館などによくある暗証番号式の電子ロック金庫は、初期パスワードあるいはマスターパスワードを使えば、金庫を解錠できる可能性があります。
金庫の種類にもよりますが、「00000」または「99999」と入力のうえ、所定の手順を踏むと緊急解錠できるものがあります。
なお、手順は金庫の種類によって異なり、安全性が高い金庫に関してはこのような方法自体が存在しません。
(初期パスワード・マスターコードや緊急解錠の手順に関しては、ご使用の金庫メーカーまで直接お問合せください。)
金庫の鍵が開かない8つの原因と対処法
金庫の鍵が開かない原因として考えられることは、以下の8つが挙げられます。
- 鍵もしくは暗証番号を間違えている
- ダイヤル番号をリセットせずに入力している
- 金庫の電池が切れている
- 金庫の中に物が入りすぎている
- 金庫の扉の建付けが良くない
- 金庫自体が故障している
- 暗証番号の入力ミス
- 指紋認証式で上手く読み込めない
鍵もしくは暗証番号を間違えている
該当金庫以外の鍵を差し込んでいるケースが考えられます。よく似た鍵はたくさんあるので、鍵を間違える方も多いです。
また暗証番号式の場合、番号を間違えているかもしれません。以前に暗証番号を変更したけど、変更したことを忘れていたということもよくあることです。そのようなことがないか思い出してみましょう。
ダイヤル式のダイヤルをリセットしていない
ダイヤル式金庫のダイヤル番号を合わせる際に、前に入力していた番号をリセットできていない可能性があります。
例えば日本製の一般的なダイヤル金庫の場合、該当した数字を基準に、
右に4回以上→左に3回→右に2回→左に1回まわし合わせることで解錠できます。
初めに数字を合わせる際、右に4回以上回さないとリセットされません。ここができていないと開かない場合があります。
金庫の種類やメーカーなどによっては方法が異なる場合がございますのでご注意ください。
金庫の電池が切れている
テンキー式の金庫が開かない原因として電池が切れていることがあります。
電池は金庫の操作パネルの横か下に入っている場合が多いです。実は使用していなくても電池は少しずつ消耗していて、ソレノイド(電磁石)が動かせなくなることがあります。
電池が原因であれば新しい電池に交換しましょう。その際に電池を抜いたまま時間が経つと暗証番号が消えてしまうこともあるので注意が必要です。
金庫の中に物が入りすぎている
金庫内に物を詰め込みすぎると鍵が開かなくなる場合があります。
中に詰めすぎることにより鍵が圧迫され、デッドボルト(金庫の枠と扉を固定するかんぬき)が動かない状況になります。そのまま無理矢理鍵を回し続けると、鍵が折れてしまうことにもなりかねません。
そのようなときの対処法としては、金庫の扉を押し込みながらゆっくりと鍵を回してみてください。デッドボルトが引っ込み解錠できる可能性があります。
金庫の扉の建付けが良くない
金庫の鍵が開かない原因の一つとして、金庫の建付けが悪い可能性も考えられます。
特に金庫を購入してから長期間経っている場合、経年劣化により金庫扉がずれてくることがあります。
扉が下にずれていて鍵が開かない場合はマイナスドライバーなどを用いて下に差し込み、扉を少し持ち上げながら鍵を回すことで開く場合があります。
金庫自体が故障している
金庫の鍵、あるいは金庫自体が故障していることも考えられます。シリンダー式の場合は、鍵・鍵穴が何らかの圧力により変形しているかもしれません。
ダイヤル式の場合は、磁力が低下している、またはダイヤルの部品が劣化しているといった可能性もあります。このようなときは専門業者に修理を依頼しましょう。
暗証番号の入力ミス
テンキー式金庫の中には、番号の入力を何度かミスすると、防犯の為にロックがかかり、一定時間操作をできなくする機能がついた種類のものがあります。
この機能によって、もし、一度金庫がロックされてしまったら、一定の時間が経過しないと例え正確な番号を入力しても、解錠することができなくなります。
その為、しばらく時間をおいてロックの解除を待つ必要があり、ロックが解除されたら、改めて正確な番号を入力しましょう。
指紋認証式で上手く読み込めない
不具合がないにも関わらず指紋が認証されない場合は、認証操作のやり方を改めてみましょう。
そのコツとしては、下記のようなものがあります。
- 認証パネルの中心に指が通るようにする
- スライドタイプの場合、認証パネルと水平方向に指をスライドする
- 遅すぎず、早すぎず、程よいスピードでスライドさせる
- 指を認証パネルに強く押し付けすぎないようにする
指紋認証式金庫を開ける際にエラーが出て金庫が解錠しない場合は、指紋が上手く読み込まれていない可能性があります。
対処法としては、指紋や指紋認証パネルの状態を改善することで、手を洗ってからしっかり乾かす、指紋認証パネルの汚れを拭き取るなどして、指紋を読み取りやすくしてから認証を行うことでエラーが解消する場合があります。
あるいは、電池式の金庫であれば、電池を交換することで読み込むようになるケースもあります。
▼関連ページ金庫の鍵開けを業者に依頼した方が良い場合とは
金庫の鍵が開かないときに、ご自身で解決することが難しく、鍵の業者に依頼すべき場面があります。
どのようなケースで鍵屋に頼るべきかご紹介します。
暗証番号を忘れてしまった時
金庫のタイプがダイヤルを回して開けるタイプ、あるいはテンキーなどボタンをプッシュして開けるタイプの場合、暗証番号を忘れてしまうと開けることができません。その場合は鍵の業者に依頼しましょう。
メーカーなどによる番号の照会という方法もございますが、番号を変更していた場合はメーカーも対応できません。それに家庭用金庫の場合、照会の対象外となっているケースが多いです。
金庫の鍵を紛失してしまった時
シリンダー(鍵穴)に鍵を差し込んで開ける金庫の場合、鍵を失くしてしまうと開けることができません。鍵屋に依頼して鍵を作成しましょう。
多くの鍵屋は、鍵穴の構造から鍵を作成することが可能です。
マグネットキーを紛失したときも鍵屋で対応できます。
電池切れで電池を交換できない時
電池切れが原因で鍵が開かないとき、外側から電池を交換できるタイプならご自身で電池交換すれば解決できます。
しかし金庫が開いている状態でしか電池交換できないようなタイプの金庫は、どうしようもないので鍵屋に依頼しましょう。
▶ お急ぎの方 ◀
金庫の鍵トラブルにかかる費用、
施工事例、対応エリアなど
について詳しく見る
金庫を壊して自分で開ける方法はおすすめできない
金庫を開けられなくなったときに金庫を壊すのも1つの方法で、バールで無理やり開ける、バーナーで蝶番を焼き切る、サンダーを使って切断するなどのやり方があります。
しかし、簡単に開けられない工夫がされている金庫を専門知識がない素人が壊すのは非常に困難で、長時間かかってしまうと考えておかなくてはなりません。
また、構造が分からないまま強引に壊そうとすると防犯装置が働いてロックがかかる種類もあります。そのような状態になると、業者へ解錠を依頼した際に料金が割り増しになることに注意しなければなりません。
専門業者に依頼するとお金がかかるのでなるべく避けたいと考えられがちですが、金庫を壊せば新しいものを購入する必要があります。
鍵の部分だけを壊しても数万円かかる可能性があるため、金庫を自力で壊すのはおすすめできません。
▼関連ページ鍵屋はどのようにして金庫を開ける?
鍵屋は鍵のプロですので、スピーディーに対応ができます。以下では、ダイヤル式をメインに金庫を開ける方法を紹介します。
非破壊の場合
非破壊で解錠する場合、繊細な指先の感覚と音を聞きながらダイヤルを合わせる方法、特殊な機械を使用してダイヤルを合わせる方法などがあります。ギザギザとした鍵のシリンダー式ならピッキングでも解錠が可能です。
しらみつぶしにダイヤルを回す方法もありますが、種類によってはある程度時間を要します。しかしこちらも鍵屋なら素人の方よりスピーディーに金庫を開けることができます。
ただし、鍵の種類や状態によっては破壊が必要な場合もあります。
破壊する場合
破壊する場合は、ダイヤルの横に穴を開けてダイヤルを覗きながら合わせる方法、ダイヤル本体を破壊してしまう方法があります。
破壊するだけなら自分でできそう、と考える方も多いですが業務用金庫は頑丈なつくりになっていることが多いため、かえって金庫が開かなくなることもあります。開け方を知っているプロに任せることで、専用の機械を使用しスムーズな破壊開錠が可能です。
金庫の鍵開け業者を選ぶ方法と依頼の流れ
こちらでは、金庫が開けられなくなったときの対処法やその費用の相場について紹介します。
メーカーに合鍵を注文する
金庫が開けられないときはメーカーに合鍵を注文するという方法があります。
メーカー(sentry、エーコー、コクヨ、オカムラ、キング工業、uchidaなど)に依頼する際は鍵番号を伝えなければならない場合もあり、不明なときは鍵代金以外に鍵番号の照会料が必要です。
鍵番号の照会料は各メーカーで違い、1000円~5000円ほどです。番号を照会した結果は、電話やメールではなく、封書で届けられる場合があります。
古い金庫はメーカーが生産中止しており合鍵を依頼できない可能性があるので、事前に問い合わせておいた方が無難でしょう。
メーカーが倒産しているなどといった場合は合鍵を注文できないので、鍵屋に依頼することを検討しなければなりません。
メーカーに合鍵を注文してから届くまで1~4週間程度必要なので時間がかかるうえ、身分証明書の提示や確約書の提出が必要になるなど手間がかかります。
番号の問い合わせをした場合はさらに時間がかかるので、万が一のことを考えて普段から忘れないように気をつけましょう。
また、本人確認はいずれのメーカーでもセキュリティ面で必須となっているため、身分証明書の用意をしておきましょう。
合鍵の費用は低価格のものであれば、1本3000円以下の場合もあります。
鍵屋に金庫の鍵開けを依頼する
金庫の電池交換 | 8000円~1万円 |
テンキー(プッシュ)式 | 2万円~4万円 |
ダイヤル式 | 1万5000円~3万円 |
差し込むタイプ | 1万円~1万5000円 |
鍵開けに必要な時間は鍵のタイプによりますが、だいたい20分~30分程度かかり、費用の相場は8000円~となっています。
費用に関しては鍵屋によって違うので、依頼する前に確認しておくと安心です。
その他の費用相場は、電池交換8000円~1万円・テンキー式の番号忘れ2万円~4万円・ダイヤル式の番号忘れ1万5000円~3万円・差し込む鍵の紛失1万円~1万5000円です。
急いでいるときなどは鍵屋に依頼すると即日解決するのでおすすめです。
鍵屋に依頼する場合、メーカーや金庫の種類にもよりますが、一般的には専門道具を使用して30分程度で鍵を開けられます。依頼から到着までの時間を考慮しても、最も近いエリアの鍵屋であれば最短15分で到着可能な場合もあるのでスピーディーに解決できるところがメリットです。
鍵屋は専門道具があり、経験と知識も豊富なので家庭用金庫で状態が良ければ、壊さず開けられる可能性があります。
自分で開けようとすると鍵穴を傷つけてしまったり、最悪の場合は金庫を壊してしまうおそれもあります。
結果として金庫を修理に出す、新しいものに買い換えるなど、ただ鍵開けを依頼するよりさらに費用がかかることもあるので避けた方が良いでしょう。
また、鍵屋に依頼した場合は、鍵開けだけでなく必要であれば合鍵を作ったり、新しい鍵に交換できる点も良いところです。
鍵開け同様、新しい鍵の作成や修理も30分ほどかかると考えておくと良いでしょう。
業者によりますが、鍵開け後に金庫が不要になった場合、業者で処分できる場合もあります。
金庫の鍵開けを鍵屋に依頼する方法
金庫の鍵開けなどを依頼するとして、どこの鍵屋を選べばよいか迷ってしまう場合もあるのではないでしょうか。
鍵屋を選ぶ際は防犯設備士在籍・実績がある・見積り後に料金の変更をしないという3つを最低でもチェックすべきです。
見積り書にはなかった作業を勝手に増やし、高額な料金を請求する業者もいるので気をつけましょう。
また、ホームページがある場合は、実績や取得している資格について記載されているケースもあるので確認しておくことをおすすめします。
鍵猿は防犯設備士も在籍しているだけではなく、見積もり料金が最終料金であるため、追加請求の心配もございません。まずはお気軽にお電話にてご相談ください。
依頼する業者を決めたら金庫のタイプや状況を確認し問い合わせます。
金庫の鍵開けを依頼する前に確認すること
- 金庫の種類
- 鍵タイプ(ダイヤル式、シリンダー式、電子式など)
- どのような状況か
- 金庫の大きさ
- 金庫の管理者
- 最後に金庫を開けた日
問い合わせた際に必要な情報が伝えられない状態では、業者側も到着後にさまざまなことを確認しなければならず、さらに時間がかかってしまいます。
すべての情報を把握できない場合も、把握している情報は事前に電話で伝えておきましょう。
金庫を解錠するとき、中に入っているものを傷つけないように、あらかじめ金庫内のものについて伝えておくことも大切です。作業に入る前に確認する業者もいますが、そのまま作業に入ってしまう場合もあるので伝えておく方が安心してまかせられます。
金庫の鍵開けは鍵屋【鍵猿】にお任せください
金庫が開けられないとき、自分で強引に開けようとすると、かえって金庫の破壊や買い替えにつながることも少なくありません。
急いでなければメーカーに合鍵を注文することも1つの方法ですが、必要な情報や本人確認などのやりとりなどで届くまで1~2週間かかる可能性があります。
鍵屋であれば電話1本で鍵開け・鍵交換など必要な作業をすぐに行います。なるべく早く金庫を開けたいときは信頼できる鍵屋に依頼しましょう。
金庫の鍵開け後、中身が空で処分したいといった場合も、引き取りや廃棄に対応いたします。※引き取りや廃棄や家庭用金庫に限ります。また、エリアによっては対応ができかねますので、お電話にてご相談ください。
▶ お急ぎの方 ◀
金庫の鍵トラブルにかかる費用、
施工事例、対応エリアなど
について詳しく見る
金庫の鍵が開かない場合と開け方のよくある質問
金庫が開かないのですが、ダイヤル式や暗証番号式のリセットはどうやるのですか?
一般的なダイヤル式金庫の場合、右回り(時計回り)に4回以上回すことにより番号をリセットすることができます。リセットをしなければ直前に回したダイヤルの続きと認識されるので解錠することができません。
詳細はこちら→「1-2.暗証番号をリセットせずに入力している」
金庫の電池交換はどうやるのですか?
金庫の電池を交換したい場合、金庫の操作パネルの横か下に入っている場合が多いので開けて交換しましょう。
解錠している状況でないと電池交換ができないタイプの金庫で、電池切れのため開かなくなってしまった場合は鍵屋に依頼しましょう。
金庫の暗証番号が分からないのですが、どうしたら開けられますか?
金庫の暗証番号がわからない場合メーカーなどによる番号照会ができる場合があります。しかし多くの家庭用金庫は照会サービスに対応していないことが多いです。対応していない場合は鍵屋に依頼しましょう。