公開日:2025/06/06

エネファーム導入後にガス代が高くなる原因と対策!

エネファーム導入後にガス代が高くなる原因と対策
  • エネファーム導入後にガス代が高くなる主な原因
  • ガス代を抑えるための具体的な対策方法
  • エネファーム以外の給湯システムへ切り替えるメリット・デメリット

エネファームは都市ガスやLPガスを燃料にお湯と電気を同時に作り出すコージェネレーションシステムです。一般に電気使用量は減り電気代が下がりますが、その分ガス使用量は増えてガス代が上がるケースがあります。

さらに季節や生活パターン、機器の状態によって光熱費が変動します。本記事では、エネファーム導入後にガス代が高くなる主な原因を詳しく解説します。エネファームを導入した後にガス代が気になる方は是非とも参考にしてみてください。

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エネファーム導入でガス代が高くなる主な理由

エネファームは燃料電池で発電する際に「発電に使った熱」でお湯を沸かすため、家庭で必要な電力の4〜6割を自家発電できます。そのため通常の給湯器よりも電気代は削減できる一方で、ガス使用量が増えガス代が上昇する傾向があります。

特にプロパンガスの単価は都市ガスより高いため、エネファーム導入後のガス代高騰リスクに要注意です。また季節や使用パターンによっても影響を受けます。寒冷期は暖房需要で稼働時間が増え、昼間に電力消費が少ない家庭では発電した電気が余ってガス消費だけが増える傾向にあります。

さらに、以下のような要因もガス代上昇に影響します。

運転設定や生活習慣を見直す

運用モードや給湯温度、入浴方法などの生活習慣がガス消費に大きく影響します。例えば、運転モードを「おまかせ発電」にすれば電力需要に合わせて発電するため効率が高まりますが、一方で「貯湯優先」モードにすると常時お湯を作るのでガス消費が増えます。

また給湯温度を必要以上に高く設定するとガス消費量が増えるため、一般的には40〜42℃程度に設定するのが目安です。さらに、頻繁な追い炊きや長時間の保温は無駄にガスを使う原因となるため、家族で入浴時間を調整して追い炊き回数を減らすなどの工夫が求められます。

燃料価格や料金プランを見直す

天然ガスは相場変動が大きく、輸入価格高騰時にはガス代も連動して上昇します。特にプロパンガスは価格変動が激しく単価も高いため、ガス代が一気に増えるリスクがあります。

また、契約する料金プランによっても光熱費に差が出ます。エネファーム導入時はガス会社の専用プランへの切替えや、時間帯別料金プランへの加入を検討しましょう。例えば、発電時間帯を電気料金が安い時間帯に合わせると電気代を節約できます。

さらに、ガスと電力を同じ事業者と契約するセット割引が利用できれば総合的なコスト削減につながります。

機器の経年劣化と不具合

エネファームは他の機器と同様、長期間の使用で性能が低下します。燃料電池ユニットの経年劣化により発電効率が落ちると、同じ電力を得るのにより多くのガスが必要になり、その結果ガス代が上がります。

不具合や劣化を放置すると燃料電池の効率が下がり、ガス消費量が増えるため、定期的な点検・整備が重要です。また、異音や発電量低下、エラー表示、異臭などの兆候が出たら早めに専門業者に相談し、問題を解消することでガス代の急騰を防ぐことができます。

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ガス代を抑える具体的な対策

高くなったガス代をそのままにせず、次のような対策を行いましょう。まず運用方法の見直しが効果的です。運転モードは基本的に「おまかせ発電」を選び、必要なときだけお湯を作るようにします。

給湯温度設定は40℃前後を目安にし、追い炊きや長時間保温は控えめにするなど生活習慣を調整しましょう。これらの工夫で無駄なガス消費を抑えられます。

  • 運転モードは「おまかせ発電」を基本とし、必要に応じて「貯湯優先」へ切り替える
  • 給湯温度は40〜42℃程度に設定し、季節や使用状況に応じて適温を保つ
  • 家族で入浴時間を調整し、追い炊きや保温の頻度を減らして無駄なガス消費を削減する

次に、機器のメンテナンスを徹底しましょう。劣化した部品や汚れは燃料電池の発電効率を下げるため、メーカー推奨の点検・整備を怠らず行います。

普段から異常な動作音やエラーメッセージなどの兆候に気を配り、問題があれば早期対応をしてください。小さな不具合を放置せず修理すれば、長期的にガス消費を抑えることができます。 さらに、ガス・電力プランも定期的に見直しましょう。

前述のエネファーム専用プランや時間帯別料金プランへの変更に加え、ガス会社と電力会社を同じ事業者にまとめて契約するセット割引も活用します。エネファーム導入後の発電量・使用パターンを把握し、各社の料金体系を比較検討すれば、光熱費を効率的に最適化できます。

エネファーム以外の給湯システム選択肢

上記対策を講じてもなおガス代が気になる場合は、他の給湯システムへの切り替えも検討しましょう。例えば、エコキュート(電気給湯器)ならガスを使わずお湯を沸かせるため、ガス基本料金が不要です。

エコキュートは月々のランニングコストが数千円程度安くなるケースも報告されており、給湯省エネ補助金でも機器あたり5万円の支給対象となっています。ただし電気使用量が増える点には注意が必要です。

エコワンも選択肢です。エコワンは未利用の排熱を再利用し、従来型ガス給湯器より10~15%程度ガス代を節約できるとされています。導入費用はエコキュートと同等で、補助金は5万円が適用可能です。ガスを使いつつ効率向上を図りたい家庭には魅力的な選択肢と言えます。

また、太陽光発電との併用で自家発電量を増やす手段もあります。エネファームと太陽光を組み合わせることで、発電した電力を優先的に使い、余剰分は売電収入を得る「ダブル発電」が可能です。

実際、ある家庭ではエネファーム導入後にガス代が増加したものの、電気代の大幅削減と太陽光の余剰電力売電により年間で¥54,381の光熱費削減を実現し、売電収入も合わせて合計¥83,020の得になった例も報告されています。ソーラー発電が導入済みであれば、エネファームの運用コストをさらに下げる効果が期待できます。

まとめ

エネファーム導入後にガス代が高すぎると感じる場合、まずはその原因を把握し、運用方法や契約プランの見直し、機器メンテナンスなどで対策を講じましょう。運転モードや温度設定、入浴習慣を効率化するだけでも無駄なガス消費を抑えられます。

ガス料金プランはエネファーム向けの特別プランやセット割引が使えるか確認し、必要なら切り替えましょう。それでもガス代が気になる場合は、エコキュートやエコワンなど別の給湯システムへの切り替えや太陽光発電の活用も検討し、光熱費全体で負担を軽減することをおすすめします。

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