エコキュートがお湯切れを起こす原因は?自分でできる対処法や解消までの時間を解説!

エコキュートは省エネ性と環境性能に優れ、多くの家庭で導入されています。しかし、使っていると突然「お湯が出ない!」というトラブルに直面することがあります。これがいわゆる「お湯切れ」です。特に夜や冬場に起きると、入浴やシャワー、家事に支障をきたし大きなストレスになります。
本記事では、エコキュートのお湯切れが起こるとどうなるのか、主な原因や対処法、さらに予防策までをわかりやすく解説します。エコキュートのお湯が出ないトラブルでお困りでしたら参考にしてみてください。
目次
エコキュートでお湯切れが起こるとどうなる?

エコキュートのお湯切れは、生活に直接影響を与えるトラブルです。ここではエコキュートがお湯切れを起こすとどうなるのかおさらいします。
お湯が出なくなり一定時間使えなくなる
エコキュートは電気でお湯をつくり、タンクに貯めて使用します。お湯切れになるとタンクの高温水がなくなり、蛇口からは水またはぬるいお湯しか出てきません。再び使えるようになるまでには時間がかかり、シャワー程度であれば30分〜1時間、浴槽にお湯をためる場合は3〜4時間ほど必要になることもあります。
つまり、お湯切れが起きるとすぐに入浴できない不便さがあり、家族の生活スケジュールにも影響します。特に寒い時期や来客時には大きなストレスになるため、利用量を把握し計画的に使うことが重要です。
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高い電気代の時間帯に沸き上げが必要になる
エコキュートは電気代の安い深夜電力を利用して効率的にお湯を作るのが基本です。しかし、日中や夕方にお湯切れが起きると、割高な時間帯に急きょ沸き増しを行わなければなりません。その結果、光熱費が想定以上に上がってしまうケースがあります。
また、短時間で大量にお湯を使いたいときには急速沸き上げを利用しますが、これも電気使用量が増える要因になります。頻繁なお湯切れは光熱費を押し上げるため、根本原因を理解して対処することが経済的にも重要です。
水道・電気代が無駄にかかる
お湯切れの背景には、配管の不具合やエコキュート本体のトラブルが潜んでいる場合もあります。例えば、わずかな水漏れやバルブの故障があると、知らないうちにタンクの湯量が減り、沸き増し回数が増加します。
その結果、余計な電気代・水道代が発生し、家庭の負担となります。特に経年劣化した機器では小さな不具合が積み重なりやすいため、定期的な点検や早めの修理が欠かせません。お湯切れを単なる「使いすぎ」と考えるのではなく、コスト面での無駄を防ぐ視点も持つことが大切です。
エコキュートでお湯切れが起こる原因は?

エコキュートのお湯切れは、単に「たくさん使ったから」だけではなく、さまざまな要因が絡んで発生します。ここではお湯切れを起こす代表的な原因を整理し、それぞれがどのような状況で起こるのかを詳しく解説します。
普段より多くお湯を使った
来客があった日や家族全員が同じ時間に入浴した日など、普段よりも多くお湯を使うと、タンク内のお湯が想定以上に減り、お湯切れが発生します。特に冬場はシャワーや入浴時間が長くなりがちで、さらに給湯温度を高めに設定することも多いため、通常より早く残湯がなくなります。
こうした一時的な使用量の増加は、誰の家庭でも起こりうるため、事前に沸き増しを行う、入浴時間をずらすなどの工夫が必要です。普段との使用量の違いを意識することで、突然のお湯切れを防ぐ第一歩になります。
タンク容量が家庭の使用量に対して不足している
エコキュートは機種によってタンク容量が異なり、370Lや460Lといったサイズが一般的です。しかし、家族の人数や使用スタイルに対して容量が不足していると、日常的にお湯切れが発生します。例えば4人家族で370Lを使用している場合、入浴とシャワー、洗い物を同じ時間帯に行うとすぐに残湯がなくなる可能性があります。
導入時に容量を十分に検討していないと、毎日のように不便を感じることになりかねません。使用量に見合ったタンク容量を選ぶことは、快適な生活を送るうえで欠かせないポイントです。
深夜のみ沸き上げ設定にしている
多くの家庭では、電気代の安い深夜料金を利用してタンクにお湯を沸き上げる設定にしています。しかしこの設定を深夜のみとすると、昼間や夕方に想定外の使用があった場合に追加の沸き増しができず、お湯切れにつながります。
特に共働き世帯では夜にお湯をまとめて使う傾向があるため、このリスクが高まります。昼間にも使う予定があるときは、深夜専用設定を見直し、自動沸き増し機能を有効化するなど柔軟に調整することが重要です。
配管の水漏れや不具合
お湯切れの原因は、使用量や設定だけとは限りません。配管の劣化や接続不良によってわずかに水漏れしていると、気づかないうちにタンクの残湯が減ってしまいます。また、逆止弁や給水バルブの不具合が原因でタンクに冷水が入り込み、実際にはお湯が残っていても十分な温度で使えないケースもあります。
こうした場合は、自力での改善が難しく、専門業者による点検や修理が必要です。普段よりお湯の減りが早いと感じたら、機器や配管の状態を確認することが大切です。
故障や経年劣化
エコキュートは耐用年数がおおむね10〜15年とされ、長期間使用すると部品の摩耗やセンサーの不具合が出てきます。特に温度センサーや制御基板にトラブルがあると、残湯があるにもかかわらず「お湯切れ」と誤認識して給湯が止まることもあります。
さらにヒートポンプユニットの性能が低下すると、必要な量を効率よく加熱できず、結果的にお湯不足になります。こうした経年劣化によるトラブルは避けられないため、定期的な点検と早めの交換検討が欠かせません。
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エコキュートのお湯切れが起きたときの対処法

お湯切れは突然起こることが多く、焦ってしまいがちですが、落ち着いて対応すれば改善できるケースも少なくありません。状況によっては業者に相談が必要なケースもありますが、まずは自分で試せる方法を把握しておくと安心です。
リモコンで沸き増し運転を行う
最も基本的な対処法は、リモコンの「沸き増し」ボタンを押して追加でお湯をつくる方法です。多くのエコキュートにはこの機能が備わっており、ボタンを押すだけで再びヒートポンプが稼働し、一定時間後にはお湯を使えるようになります。
シャワー程度であれば30分〜1時間ほどで復旧できる場合が多いです。ただし、浴槽にお湯をためる場合は2〜4時間程度かかることもあります。短時間で全量を回復させるのは難しいため、まずは最低限の生活に必要な量を確保する意識が大切です。
自動沸き増し機能を有効にする
最近のエコキュートには、残湯量が減ってきたときに自動で沸き増しを行う機能が搭載されているものがあります。この機能を有効にしておけば、気づかないうちにお湯切れが起きるのを防げます。
ただし、昼間に追加で沸き上げを行う場合、電気代が高い時間帯に稼働することになり、光熱費が増える点には注意が必要です。普段からお湯を多く使う家庭や、生活リズムが一定でない家庭では、この機能を上手に活用することで大きな安心につながります。
事前に沸き増しを予約しておく
来客予定や洗濯・入浴が重なるなど、普段よりもお湯を多く使うと分かっているときは、事前に沸き増しを予約しておくと安心です。多くのリモコンには予約機能があり、設定した時間に追加の沸き上げを行ってくれます。
特に冬場は消費量が増えるため、夜のうちに余裕をもって沸き上げておくと翌日のトラブルを防ぎやすくなります。予測して準備しておくことは、急なお湯切れを避ける最も確実な方法のひとつです。
給湯温度やモード設定を見直す
設定温度が高すぎると、同じ量の水を混ぜても必要以上にタンク内のお湯を消費してしまいます。例えば50℃に設定していると、混合水で使用する際に消費が早く進み、結果的にお湯切れが発生しやすくなります。
設定温度を適度に下げる、または「省エネモード」や「おまかせモード」などを活用することで効率的にお湯を使うことが可能です。家庭のライフスタイルに合わせて設定を見直すことで、消費を抑えながら快適さを維持できます。
追い焚きではなく高温足し湯を使う
浴槽のお湯がぬるくなったとき、追い焚き機能を使うとタンク全体の温度が下がりやすく、結果的にお湯切れにつながる場合があります。これを避けるためには「高温足し湯」機能を使うのがおすすめです。
高温のお湯を直接足すことで浴槽の温度を上げられるため、タンク全体への影響を抑えつつ快適に入浴できます。特に家族が続けて入浴する場合や冬場の利用時には、高温足し湯を選ぶ方が効率的で安心です。
リモコンのエラー確認や設定リセットを行う
お湯切れに見えても、実際には本体やリモコンの不具合が原因で給湯ができていないケースもあります。リモコンにエラーコードが表示されていないか確認し、取扱説明書に沿ってリセット操作を行うと改善する場合があります。
また、誤操作や設定ミスで沸き増しが働いていないこともあるため、設定を確認することも大切です。これらを試しても改善しない場合は、本体の故障が疑われるため専門業者に相談しましょう。
タンク容量や機器の見直し・買い替えを検討する
何度もお湯切れが発生し、その都度対処しても改善しない場合は、根本的に容量不足や機器の劣化が原因かもしれません。家族人数が増えたりライフスタイルが変わったりすると、当初は十分だった容量でも不足することがあります。
また、設置から10年以上経過している機器は性能低下や故障リスクも高まるため、買い替えを検討するタイミングといえるでしょう。容量の大きなタンクや新しい省エネ機種に切り替えることで、快適さと経済性の両方を得られます。
お湯切れが解消するまでの時間はどれくらい?

エコキュートでお湯切れが起きた場合、再び十分にお湯を使えるようになるまでには一定の時間が必要です。目安として、シャワー1人分程度であれば急速沸き上げを利用することで30分〜1時間ほどで使えるようになるケースが多いとされています。
一方で、浴槽いっぱいにお湯をためる場合は3〜4時間程度かかることもあり、すぐに入浴できない不便さが生じます。さらに、タンク全体を満タンまで沸き上げるには、機種の性能や外気温、設定温度によっては7〜8時間を要することもあります。
つまり、短時間で全量を回復させるのは難しいため、まずは応急的に必要な量だけを確保する意識が大切です。日常的にお湯切れが頻発する場合は、単なる使いすぎではなく容量不足や機器の劣化が関係している可能性もあるため、予防策や見直しもあわせて検討しましょう。
エコキュートのお湯切れを起こさないための予防法

お湯切れは一度起こると生活に大きな支障をきたしますが、日常の使い方や設定を工夫することで予防できます。ここでは、家庭で実践できる予防法を具体的に解説します。
深夜のみ沸き上げ設定を見直す
エコキュートは電気代の安い深夜料金を活用するために「深夜のみ沸き上げ」に設定されていることが多いです。しかし、この設定にしていると昼間や夕方に予想以上にお湯を使った場合、追加の沸き増しができずにお湯切れを起こしやすくなります。
対策としては、自動沸き増し機能を有効にする、または必要なときだけ昼間にも沸き増しができる設定に変更することです。電気代は多少増えますが、生活の快適さを優先したほうが結果的に満足度は高くなります。生活リズムに合わせて柔軟に設定を見直すことが、無理なく続けられる予防策といえるでしょう。
家庭に合ったタンク容量を選ぶ
お湯切れを防ぐうえで最も重要なのが、家庭の使用量に合ったタンク容量を選ぶことです。一般的に3人家族なら370L、4人以上なら460L以上が推奨されていますが、ライフスタイルや使用状況によって必要量は変わります。
例えば、共働き世帯で夜に集中して入浴する場合や、冬場に長めの入浴を好む家庭では、標準的な容量では不足することがあります。導入時に容量を正しく選定し、必要に応じて買い替え時に見直すことが、お湯切れを根本的に防ぐポイントになります。
お湯の使い方や生活パターンを工夫する
エコキュートはタンクのお湯を効率よく使うことが重要です。家族全員が同じ時間にシャワーを浴びる、浴槽の湯を頻繁に入れ替えるといった使い方は消費が一気に増える原因となります。
対策としては、入浴時間を少しずつずらす、浴槽のお湯を追い焚きや高温足し湯で再利用する、食器洗いに節水モードを活用するなどがあります。こうした工夫を取り入れるだけで消費量が安定し、結果的にお湯切れを防ぎやすくなります。無理のない範囲で日常の使い方を見直すことが大切です。
定期点検・メンテナンスを行う
配管の劣化や部品の不具合が原因で、お湯が思った以上に減ってしまうこともあります。特に経年劣化した機器では、水漏れやセンサーの誤作動によって、実際より早くお湯切れが起きてしまうケースもあります。
これを防ぐためには、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。メーカーや業者による年1回程度の点検を受けることで、小さな不具合を早期に発見し、大きなトラブルを避けられます。快適に長く使うためには、日常的なセルフチェックと専門家による定期点検の両方を取り入れるのがおすすめです。
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まとめ

エコキュートのお湯切れは、生活に不便をもたらすだけでなく、光熱費の増加や機器の不具合といったリスクにもつながります。しかし、原因を理解し正しい対処法を知っておけば、慌てずに対応することができます。
リモコンでの沸き増しや設定の見直しといった応急処置はすぐに実践でき、さらに家庭に合ったタンク容量の選定や生活パターンの工夫、定期的な点検を行うことで再発を防げます。記事全体を通じて理解していただきたいのは、「お湯切れは避けられないものではなく、予防と工夫で減らせる」ということです。
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